『放・逐』、12月公開!!!!! 

最近、香港映画関連の情報収集を怠っていたら、とんでもないことに。
『リスボン特急』のDVD化なんかで騒いでいる場合ではなかったですね。(これはこれで凄いニュースですが)

『放・逐』、12月公開!

『エグザイル 絆』と、邦題は相変わらずひどいですが、この際、贅沢も言ってられないでしょう。

でも、やっぱり言わずにはいられませんね。
なぜカタカナにする!香港も日本もお互い漢字なのに、なんでそのままではいけないんでしょうか。

この前観た『ぼくの最後の恋人』も、原題は『千杯不酔』。
映画のポイントを一言で言い表した見事なタイトルなのに、なんでわざわざどこにでもあるようなタイトルに変えないといけないのか。

でも、日本語字幕付で観られるだけでも感謝しないといけませんね。

ついでというにはこっちも凄いですが、『投名状』も日本語字幕付で観られるようです。

今、ジョニー・トーINDEXを見てみたら、 映画の感想以外では、これがちょうど100本目のエントリーになりました。100本目が『放・逐』公開のエントリーとは、これも何かの縁ですね。

→ジョニー・トーINDEXへ
[ 2008/08/25 15:32 ] 気まぐれ日記 | TB(1) | CM(4) | 編集

「本物の恋愛映画を作りたい」押井守 

@ぴあ<『スカイ・クロラ』の異色コラボは『春の雪』がきっかけだった>

確かパンフレットにも同じようなことが書いてあったような気がしますが、押井さん的には、真正面から恋愛映画として取り組んだみたいですね。

あの後、原作5冊読みましたが、脚本化段階では、『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』しか出ていなかったらしく、その状況で映画版のあの2時間にまとめたのは見事ですね。

原作そのまんまの台詞も多々ありますが、一番押井映画らしい草薙の長台詞が、原作では三ツ矢の台詞だったり、上手く“ずらしながら”やってます。

原作との決定的な違いは、映画では「君は生きろ、何かを変えられるまで」と草薙を生かした後で函南がティーチャーに挑んでいきますが、原作では、函南が草薙をそのまま殺してしまうところ。
そのパターンでも二人はまた出会うわけですが、栗田から続く“繰り返し”のことを考えたら、映画版の方がより切ないでしょう。

さらに、映画は、函南目線ですが、原作5冊のうち、実は函南の一人称なのはたった1冊です。
最初の2冊が草薙、3冊目が栗田、4冊目は最後の最後まで一人称は出てきません。5冊目でやっと函南の出番となります。

『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』だけの段階で映画化したのは正解だったかもしれませんね。相良あたりまで出てきてしまうと、とても2時間じゃ収まらないですし。
草薙VSティーチャーの一騎打ちは映像で観たかった気もしますが。

リンク先の記事ですが、行定監督が“押井映画における恋愛”を簡潔に言い表してますね。
「押井監督の作品は常に恋愛映画だと思う。男女の同志感というか、好き嫌いを超えて分かり合っている男女の距離を描いている。それが膨大な情報の中でまやかされてるけど、本質を表に出さないところが面白い」

公開時酷評しか耳にしなかったような気がする『春の雪』ですが、それを観て頼んだとあれば、観ないといけないなぁ。

→当ブログの『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の感想はこちら。

4122046092ナ・バ・テア (中公文庫)
森 博嗣
中央公論新社 2005-11

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4122047692ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)
森 博嗣
中央公論新社 2006-11

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4122049369フラッタ・リンツ・ライフ (中公文庫 (も25-5))
森 博嗣
中央公論新社 2007-11

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4122050154クレィドゥ・ザ・スカイ (中公文庫 も 25-7)
森 博嗣
中央公論新社 2008-04

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4122044286スカイ・クロラ (中公文庫)
森 博嗣
中央公論新社 2004-10

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[ 2008/08/23 11:59 ] 気まぐれ日記 | TB(0) | CM(4) | 編集

『リスボン特急』、ついにDVD発売!!! 

『ミニー&モスコウィッツ』の発売も迫ってきましたが、またまた超大物。

リスボン特急(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初DVD化】【初回生産限定】


新宿や渋谷あたりのTSUTAYAにはビデオが置いてあるんでしょうが、ここらへんではまったく見かけず、ヤフオクでも5000円くらいの値が付くことも。
それが、いきなり1500円!これで、ようやく観れます。
NASの新作に、対訳どころか歌詞すら載せてくれなかったユニバーサルですが、今回はグッジョブです。

B001E5R79Mリスボン特急(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初DVD化】【初回生産限定】
アラン・ドロン, カトリーヌ・ドヌーヴ, ジャン・ピエール・メルヴィル
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2008-11-13

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[ 2008/08/19 17:29 ] 気まぐれ日記 | TB(0) | CM(2) | 編集

『Six Days』(2002/ウォン・カーウァイ) 

今回は、ウォン・カーウァイ第6弾、『Six Days』です。

この『Six Days』、映画ではなく、DJ Shadowの2nd『The Private Press』収録の「Six Days」という曲のミュージック・ビデオですが、IMDb(7.9という高レイティング)にもちゃんと掲載されていますし、 テッサロニキ国際映画祭で上映されたようです。

→こちらから観れます。

曲の内容とは全く関係ないので、独自の短編映画とした観た方がよさそうです。

元々ウォン・カーウァイとDJ Shadowがお互いのファンで、それで実現したみたいですが、ウォン・カーウァイもDJ Shadowも大好きな自分としては、お互いがファンというだけでも凄く嬉しいですね。

さて、肝心の内容ですが、たった3分42秒ながら、これぞウォン・カーウァイ、これぞクリストファー・ドイル。

彼女に残る元彼の痕跡を消そうと必死になる男。
しかし、結局女は男の元を去ってしまいます。

元彼の象徴とも言えるのが、何度か映される「426」の文字。ウォン・カーウァイのファンにはニヤリとなる数字ですね。
カンフーのシーンもあります。

そして、なんといってもキスシーン。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の例のキスシーン、5年も前にすでに一度やっています。

映像とは全く関係ありませんが、一応歌詞も載せておきます。
9.11やイラク戦争についての歌です。

At the starting of the week at summit talks you'll hear them speak,it's only Monday.
Negotiations breaking down,see those leaders start to frown,it's sword and gun day.

Tomorrow never comes until it's too late.

You could be sitting taking lunch,the news will hit you like a punch,it's only Tuesday.
You never thought we'd go to war after all the things we saw,it's April Fools' Day.

Tomorrow never comes until it's too late.
Tomorrow never comes until it's too late.

You hear a whistling overhead,are you alive or are you dead,it's only Thursday.
You feel a shaking on the ground,a million candles burn around,is it your birthday?

Tomorrow never comes until it's too late.
Tomorrow never comes until it's too late.
Make tomorrow come,I think it's too late.

※DJ ShadowについてのWikipedia
代表曲はこちら。
「Midnight In A Perfect World」DJ Shadow
http://jp.youtube.com/watch?v=54_7m-CVTMY&feature=related


Six Days
2002/アメリカ/3分42秒
【監督・脚本】ウォン・カーウァイ
【撮影】クリストファー・ドイル
【編集】ウィリアム・チャン
【音楽】DJ Shadow
【出演】チャン・チェン/ダニエル・グレアム

→ウォン・カーウァイINDEXへ

→映画50音順索引へ

B000063KYJザ・プライヴェート・プレス
DJシャドウ
ユニバーサル インターナショナル 2002-05-29

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[ 2008/08/17 12:01 ] 素敵な恋をしよう! | TB(0) | CM(0) | 編集

愛すべき西部劇BEST10 

少し前に、AFI's 10 Top 10を元にした10ジャンルNo.1映画バトン!というのを書きました。
それに関連して、いつもお世話になっているsamurai-kyousuke様がsamurai的 西部劇BEST10というのを書かれていたので、自分もやってみることにしました。

samurai-kyousuke様のsamurai的 西部劇BEST10はこちら。

では、早速始めます!


第1位『ウエスタン』(セルジオ・レオーネ)

別格。西部劇の話に触れる度にこれをベストに挙げてますが、この先もその地位は揺らぎそうにありません。
「俺の馬がいないようだな?」「おかしいな、どうやら1頭足りねえようだ」「いや、2頭余る」

第2位『ペイルライダー』(クリント・イーストウッド)
20050205123809.jpg

イーストウッド西部劇の最高傑作。『許されざる者』も傑作ですが、今現在に至るまで、西部劇に限らないでもイーストウッドの最高傑作だと思っています。
「Shane,Come buck!」ではなく「I love you!Thank you!Goodbye!」。
名手ブルース・サーティースによる、圧倒的な映像美も必見。

第3位『ガンマン大連合』(セルジオ・コルブッチ)

フランコ・ネロが戻ってきた時のトーマス・ミリアンの笑みは、“男同士の友情”史上最高の笑顔。バックには、モリコーネ必殺の泣きの旋律。
涙がちょちょぎれるくらいかっこいいモリコーネの主題歌だけでもご飯3杯は食べれる、男泣きの大傑作。

第4位『ミスター・ノーボディ』(トニーノ・ヴァレリ)

ワイルドバンチVSワイアット・アープという夢の対決が拝めるのがこの作品。ワイルドバンチのテーマの、モリコーネの「Mucchio Selvaggio」も屈指の名曲。
「上着を着てない床屋はニセ者だ」

第5位『ワイルドバンチ』(サム・ペキンパー)

ペキンパーで一番好きなのは『ガルシアの首』ですが、西部劇といえばこれ。
ペキンパー十八番のスローモーションによる、男の美学、滅びの美学。
「Let’s go」「Why not?」

第6位『黄色いリボン』(ジョン・フォード)
20050318182621.jpg

見所は山ほどある映画ですが、なんといってもラストのナレーションでしょう。
「ここにもたくましい兵士や、1日50セントのプロがおり、辺地を守ってる。
どこの砦に行こうと、彼らには変わりがない。
身なりは汚く、歴史のページにも登場しない。
しかし、彼らが馬で通り、戦った所が、合衆国になったのだ。」

第7位『リオ・ブラボー』(ハワード・ホークス)

カーペンターも『要塞警察』でオマージュを捧げた、ライフルを放るシーンはあまりにも有名。
保安官事務所に篭城した際に、ディーン・マーティンとリッキー・ネルソンとウォルター・ブレナンが歌うシーンがお気に入り。
「皆殺しの歌」を耳にしたディーン・マーティンの手の震えが止まるシーンもいいなぁ。

第8位『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(セルジオ・レオーネ)

三部作の中ではこれが一番好きですね。イーストウッドはもう喰われてしまっていて、完全にイーライ・ウォーラックの映画。「お前は善玉なんかじゃねえ!」
ラストの伝説の三角決闘も、ありえないくらい引っ張るところは、さすがセルジオ・レオーネ(笑)

第9位『殺しが静かにやって来る』(セルジオ・コルブッチ)

普通西部劇といえば舞台は荒野ですが、この映画は最初から最後まで雪、雪、雪。『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』の雪のシーンはこの映画からでしょう。
ラストシーンの戦慄は、西部劇史上最強でしょう。悪役クラウス・キンスキーがとにかく圧倒的。

第10位『トゥームストーン』(ジョージ・P・コスマトス)

OK牧場の決闘を扱った映画はたくさんありますが、好きなのがこれ。
カート・ラッセルのワイアット・アープもなかなかですが、ドク・ホリデイに扮したヴァル・キルマーがかっこよすぎ。
『ワイルドバンチ』そのまんまの4人横並びも、音楽のかっこよさも手伝って、本家に負けないくらい痺れます。

番外編『放・逐』(ジョニー・トー)
放逐16

数十人に完全に包囲されながら、笑みを浮かべる4人の漢たち。完全に『ワイルドバンチ』
ジャンル的に西部劇に入れるのは無理かもしれませんが、どんな西部劇よりも西部劇。
もしベスト10に入れることが許されるなら、2位に入ります。


『ミスター・ノーボディ』も一部レオーネが監督しているので、レオーネとコルブッチで5本。偏ってるなぁ(笑)
[ 2008/08/15 12:36 ] 気まぐれ日記 | TB(1) | CM(6) | 編集
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