2012.07.02

2012年上半期BEST10(順不同)

いつもBEST10は年末にしかやりませんが、Twitterの方で周りの流れに乗って自分も発表したので、ここに感想へのリンクも貼ってまとめておきます。

つぶやき2つもそのまま載せておきます。


6/28
漏れたのの中からでも余裕で10本選べますが、キリがないのでなんとか10本に絞りました。映画館で観た新作限定です。いつも言っているように、“その映画がどれだけ自分にとって愛すべき映画か”が基準です。では、次のツイートで。

6/28
2012年上半期TOP10(順不同) サニー 永遠の仲間たち/ドライヴ/裏切りのサーカス/ル・アーヴルの靴みがき/預言者/ラブ・アゲイン/ヒューゴの不思議な発明/ミッドナイト・イン・パリ/スーパー・チューズデー~正義を売った日~/ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン


サニー 永遠の仲間たち(カン・ヒョンチョル)


ドライヴ(ニコラス・ウィンディング・レフン)


裏切りのサーカス(トーマス・アルフレッドソン)


ル・アーヴルの靴みがき(アキ・カウリスマキ)


預言者(ジャック・オディアール)


ラブ・アゲイン(グレン・フィカーラ/ジョン・レクア)


ヒューゴの不思議な発明(マーティン・スコセッシ)


ミッドナイト・イン・パリ(ウディ・アレン)


スーパー・チューズデー~正義を売った日~(ジョージ・クルーニー)


ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(ポール・フェイグ)


→過去の年間ベストはこちら





 

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2011.12.30

2011年に観た映画ベスト10

今年もやってきました、毎年恒例のまとめ企画。

昨年は初めて10本に順位をつけなかったんですが、つけていた一昨年までも強引につけていただけで、よく考えたら順位なんかつけれるものじゃないですね。
ということで、今年も順不同の同格で、順番は50音順です。

基準は、毎年書いていますが、新旧関係なく、映画として出来がどうかでもなく、“初見の映画”で、“その映画がどれだけ自分にとって愛すべき映画か”、それだけです。

→参考までに2010年のBEST10はこちら

去年も素晴らしい映画が並んでいますが、今年はほんとに大好きな映画ばかりで、最後の最後までかなり悩みました。

では、早速いってみましょう。

アジョシ(イ・ジョンボム)

ウォンビンの素晴らしさは言うまでもなく、スピンオフが何本でも作れるくらい、キャラ立ちまくりな脇役たち。
あとは、感想にも書きました序盤の“茶碗キャッチ”、『ラブ・アクチュアリー』の“パンチ止め”に匹敵するほんとに素晴らしいシーン。
監督2作目でこの演出ができる監督、ただ者ではありません。

永遠の僕たち(ガス・ヴァン・サント)

観たのは昨日ですが、最後の最後に滑りこみ。
まだ公開中ですので詳しくは書きませんが、とにかくラストが素晴らしすぎます。

キック・アス(マシュー・ヴォーン)

1月の段階では、『夕陽のガンマン』をバックに殴り込みをかけるヒット・ガールのシーンについて、「このシーンだけで、今年のベストワン確定」なんて書いていますが、どうやらそうはならなかったようです(笑)
ただ、このシーンもそうですが、2回に分けて書きましたように、この映画の音楽の使い方はほんとに凄い。
もう一つのエントリーも貼っておきます。
『キック・アス』の音楽の使い方はこんなに凄い!

攝氏32度(パトリック・レオン)

トーさん製作。『MAD探偵 7人の容疑者』も『アクシデント』も“初見”という条件を満たさないので対象外なんですが、たとえ対象でも、こっちのが上。さらに、今年は『奪命金』も観ましたが、それよりも上。
ラウちんが殺し屋で巻き込まれるのがン・シンリンというならわかりますが、殺し屋がン・シンリンで、ラウちんは巻き込まれるただのラーメン屋のおやじ、この設定がまずは凄い。
そして、『デッドポイント~黒社会捜査線~ 』を超える凄絶なクライマックス。
銀河映像第1作にして、すでにいくところまでいっちゃっている、衝撃の傑作。

孫文の義士団 (テディ・チャン)

『イップ・マン』2作や『導火線』など、今回は完全にドニーさんの年でしたが、1本だけ選ぶなら迷わずこれ。ただし、ドニーさんは完全に脇役。
ドニーさんのアクションに痺れるよりも、ワン・シュエチーとエリック・ツァンの会話に痺れ、レオン・カーフェイとフー・ジュンの会話に圧倒され、ワン・シュエチーとレオン・ライの会話に胸を痛め、ワン・シュエチーが中華鍋を振る姿に泣けるという、凄まじい映画。
後半の怒涛のアクションももちろん燃えて泣けますが、前半80分が圧倒的に素晴らしい。

ハッピー・ゴー・ラッキー(マイク・リー)

『家族の庭』は未見なので来年に持ち越しです。
マイク・リーの手にかかれば、日常のどんな些細な場面だって、笑いに、ドラマに、映画になる。
びっくりするくらい何も起きないのに、全てが詰まっている極上の2時間。

ヒア アフター(クリント・イーストウッド)

ラストが素晴らしいんですが、感想の中でも書いたことを、大事なことなのでしつこくここにも書いておきます。
「映画秘宝で町山さんが「さあここから佳境に入るぞ!ってとこで映画が終わっちゃうんだ」という理由でトホホの1位にしていましたが、あれ以上何を描くというんでしょうか、あれ以上何を描いてもそんなの蛇足でしかありません。
その前のところで手紙の内容を一切出さなかったイーストウッドが、そんなことするはずがありません。
あれ以上続けることは、そんなの「説明」でしかなく、説明過多な多くの映画と同じになってしまいます。
さすがイーストウッド、完璧な終わり方。」

マイキー&ニッキー(エレイン・メイ)

この映画はちょっと反則。今年観た初見の映画、1本だけ選ぶならこれでしょう。
最初にスクリーンに登場するのがカサヴェテス、続いてピーター・フォーク。この時点ですでに涙腺決壊。
2011年の映画館のスクリーンで、カサヴェテスとピーター・フォークが子供みたいにじゃれ合っている、これ以上何がいるというのか、何もいりません。
どこまでも愛おしい、たった一晩の物語。

ミッション:8ミニッツ(ダンカン・ジョーンズ)
Source Code

実はそんなにネタばれ禁止系の映画でもないんですが、未見の方は予告編は先に観ない方がより楽しめるのは間違いないですので、この映画だけ写真にしておきます。
前作『月に囚われた男』同様、サスペンスとしてのネタが割れてからが素晴らしい。
切なさと、それ以上の幸福感に満ち溢れた、クライマックスのあの瞬間。その時、彼の周りを囲む光景。
“Everything's gonna be okay.”、これぞ愛すべき映画。

ラスト・ターゲット(アントン・コービン)

微妙だった『メカニック』のリメイク、あの映画がほんとなら目指さないといけなかった世界観がこれ。2010年のハリウッド映画で、この渋さは凄い。
劇中でセルジオ・レオーネの『ウエスタン』を引用しているだけのことはあり、レオーネ必殺の“引っ張りの美学”が炸裂。
余計な説明台詞がまったくといっていいほどなく、映像で全て語りきる姿勢も素晴らしい。
派手なことはほとんど何も起きない、それでも、だれるどころか素晴らしい緊迫感が続く至福の105分。


かなり迷いましたが、今の気分ではこんな10本になりました。
せっかく絞ったので、迷った作品はあえて書きません。

初見ではないので対象外ですが、今年の映画体験でどうしても書いておかないといけないのは、初めて映画館で観た『ブラック・サンデー』と、15年ぶりに映画館で観た『アンダーグラウンド』
この2本はある意味別格でした。


さて、去年1年はブログをずっと休んでいましたが、今年復帰してから、今まで以上に多くの方に訪問していただき、それを励みに、こうして今まで更新が続けられています。本当にありがとうございます。

来年もまた地道に更新していきますので、「愛すべき映画たち」を今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

それでは皆様、よいお年を!

→過去の年間ベストはこちら




 

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2011.01.16

2010年に観た映画ベスト10

お久しぶりです、管理人のmicchiiです。

『復仇』の邦題募集で盛り上がっている一番肝心な時に姿を消し、なんとあれからもう1年も経ってしまいました…。

書けば長い話もあるにはありますが、ここに書けるような話でもないので、とりあえず、なんとか復活致しました。

いただいていたコメントにも、先ほど全部レスをさせていただきました。
長い間放置したままで、誠に申し訳ありません。

1年も更新が途絶えていながら、その間も多くの方に訪問していただき、感謝してもしきれません。
ちゃんと更新していた頃の6割から7割もアクセスがあったというのは、喜んでいいものなのかどうかわかりませんが…。

アクセス解析を見ると、2日だけアクセスが突出している日があって、なぜかと思ったら、その日は『狼は天使の匂い』がTV放映されたんですね。
ほんとに素晴らしい映画ですので、未見の方は、ぜひご覧になってみて下さい。

さて、更新がなかった間、映画館には行けていませんが、家ではぼちぼち観ていましたので、旧作中心ですが、毎年恒例のBEST10を発表したいと思います。

ただ、例年通り、“初見の映画”で、“その映画がどれだけ自分にとって愛すべき映画か”が基準というのは変わりません。

→2009年のBEST10はこちら

2009年は『スリ』『狼は天使の匂い』が頭一つ抜けていましたが、3位以下の順位はあってないようなものでしたので、2010年は順位付けせず、同格の10本としたいと思います。
順番は50音順としておきます。

愛のむきだし(園子温)

噂通りの、噂以上の、圧倒的なまでのエネルギー。
237分もありながら体感では半分以下という驚異の映画。
全体を通して何度も観ようという気にはなりませんが、この長回しは何度見ても凄い。
満島ひかりちゃん結婚しちゃいましたね・・・。

ゴーストワールド(テリー・ツワイゴフ)

ブシェミ最高!Skip Jamesの「Devil Got My Woman」によって導かれたスティーヴ・ブシェミとソーラ・バーチが、78回転のレコードが1500枚ある部屋で一夜を共にするという、凄すぎる映画。
そして、ラストシーンの切なさが絶品。

(500)日のサマー(マーク・ウェブ)

ジャド・アパトー映画とはまた違う、“男性目線の恋愛映画”。二人の再会のシーンが凄くいい。<男=ロマンチスト、女=現実主義>というわかりやすく見せてきた構図から踏み出し、さらに、文字通り“踏み出す”彼。再会からラストまではほんとに素晴らしい。

ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー(ジョン・ハフ)

「逃げ切れないと思ってるのか」「思ってないよ」。
ついに観たこの映画。『バニシング・ポイント』よりも好きですね~。速攻ででDVDも購入。
終盤、男二人が笑顔で握手を交わすところが“男ならこれで泣け!”

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(ジョニー・トー)

後半はやっぱりいまいち乗り切れませんが、前半は観れば観るほど好きになってきますね~。
バーベキューのシーンを筆頭に素晴らしいシーンはいくつもありますし、後半は微妙と書きましたが、ラストシーンの余韻は素晴らしい。

フォロー・ミー(キャロル・リード)

“午前十時の映画祭”は行けませんでしたが、DVDはもちろん購入。期待以上の、極上の愛すべき映画。
いつかあんなふうにロンドンの街並みを歩いてみたい。
ミア・ファローは『ジョンとメリー』も素敵でした。

ぼくのプレミアライフ(デヴィッド・エヴァンス)

『ハイ・フィデリティ』が映画と音楽を共に愛する人間にとって最高の映画なように、映画とサッカーを共に愛する人間にはこれ以上は望みようがない最高の映画。
ニック・ホーンビィはやっぱり素晴らしい。

柳生一族の陰謀(深作欣二)
柳生一族の陰謀

「姿は隠しても獣は臭いでわかりまするぞ」。
千葉真一の柳生十兵衛、萬屋錦之介の柳生宗矩、金子信雄の関白などなど、他にも見所はいくらでもありますが、成田三樹夫の烏丸少将文麿がとにかく素晴らしすぎる!!!

ローラーガールズ・ダイアリー(ドリュー・バリモア)

話的に目新しさは何もありませんが、『JUNO』に続いてエレン・ペイジの存在感がとにかく素晴らしい。
出演もしながらラフプレー連発でしょっちゅう退場になるドリュー・バリモアも最高(笑) ゾーイ姐さんも出てましたね。

若草の萌えるころ(ロベール・アンリコ)

映画としてはもちろん『冒険者たち』には及びませんが、ジョアンナ・シムカスのPVとしてはほぼ完璧な映画。
目の保養のために、これからも“流す”機会は多いでしょう。

こんなに素晴らしい映画を今まで観ていなかったなんて!
まだまだ素敵な映画との出会いがたくさん待っていると思うと、楽しみでなりません。

これからまたぼちぼち更新していこうと思いますので、「愛すべき映画たち」をどうぞ今後とも宜しくお願い致します。

【関連記事】
『狼は天使の匂い』(ルネ・クレマン)
『スリ』(ジョニー・トー)
““男ならこれで泣け!”BEST10
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』(ジョニー・トー)




 

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2009.12.30

2009年に観た映画ベスト10

前回映画秘宝のゼロ年代ベストテンについて触れましたが、今年もBEST10の季節がやってきました。

今年も、劇場だけでなく家でDVDやビデオで観た映画も含めてのBEST10になります。劇場で観た本数が少なすぎるので、それだけではBEST10にならないというのもありますが…。

そして、例年通り、“初見の映画”で、“その映画がどれだけ自分にとって愛すべき映画か”が基準です。

→昨年のBEST10はこちら

去年は充実したラインナップでしたが、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』がぶっちぎりでした。

以下が今年のBEST10です。
今年も充実していて10本に絞るのは結構大変でしたが、今の気分ではこんな感じです。

第10位 マイケル・ジャクソン THIS IS IT

これを劇場で観れたのが、“体験”としては今年一番でしょう。このライヴを生で観たかった…。

第9位 ある殺し屋

市川雷蔵のかっこよさにももちろん痺れましたが、おいしいところは全部持っていった成田三樹夫が最高!

第8位 ウォッチメン

音楽と台詞が素晴らしい映画でしたが、「ごめんなさい、楽しく笑おうと食事に誘ったのに、最近は笑える話題もなくて」「仕方ない、コメディアンが死んだんだ」の会話から「The Sound of Silence」への流れは何回観ても完璧。
→こちらで観れます

第7位 天使の眼、野獣の街

紛れもなくジョニー・トー映画ではありながら、トーさんが監督では出来得なかったであろう1本。
ポイントは、“憧れ”ではなく“共感”なところ。
ヤウ・ナイホイの文句なしの監督デビュー作。

第6位 グラン・トリノ

これで終わりではあまりに完璧過ぎる、“俳優クリント・イーストウッド”の集大成。
スタローンを見習って、『ダーティハリー』またやってくださいよ。

第5位 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

なんといっても、「ぽかぽかする」が最強。
「来い!」にも痺れましたね~。

第4位 イングロリアス・バスターズ

クリストフ・ヴァルツ演じるランダ大佐がとにかく強烈。
冒頭の尋問シーンを筆頭に、会話劇の緊迫感も凄まじい。
そして、いつものごとくサントラの素晴らしさ。

第3位 チョコレート・ファイター

今年最高の“出会い”は彼女でしょう。
感想にも書きましたが、一言で言えば、ジージャーに蹴られたい、それだけです。
新作『レイジング・フェニックス』の予告編もUPしておきます。


ぜひ日本でも公開を!


ここまでの8本の順位はあってないようなものですが、上位2本は頭一つ抜けています。


第2位 狼は天使の匂い

「なぜ戻った」「ビー玉のためさ」
『ザ・ミッション/非情の掟』の紙屑サッカーや仕掛け煙草も、『エグザイル/絆』の記念写真も、全てはここから。
“ただいま、男だらけの放課後”の最高峰にして、“男ならこれで泣け!”の最高峰。

第1位 スリ

今年の1位はこれしかないでしょう。
感想の最後に書いたことを、再度書いておきます。
香港の街並みと、そこに生きる人たちへの、トーさんの溢れんばかりの想いが炸裂した、愛すべき極上の小品。

さて、今年はなかなか映画の感想もUPできなかった中、いつも多くの方に訪問していただき、本当にありがとうございました。
来年もぼちぼち更新していきますので、「愛すべき映画たち」を宜しくお願い致します。
それでは皆様、よいお年を!




 

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2008.12.31

2008年に観た映画ベスト10

今年もやってきました、毎年恒例のまとめ企画。

一昨年までは劇場で観た映画に限っていましたが、去年から家でDVDやビデオで観た映画も含めるようになりました。
今年も、同じ条件でいこうと思います。ただし、去年と同じく、初見の映画に限ります。
そして、いつも言っていますように、“その映画がどんなに傑作か”ではなく、“その映画がどれだけ自分にとって愛すべき映画か”が基準です。

→昨年のBEST10

特徴としては、
『エグザイル/絆』
がぶっちぎりで、邦画がなんと半分を占めました。
そして、優ちゃんに落ちたのが去年でした。

さて、今年も10位からいってみましょう。


第10位 百万円と苦虫女(タナダユキ)

前半のロードムービー部分はまあ普通でしたが、後半にラブストーリーになってから俄然良くなりました。
ただ、ファン的には前半のコスプレの数々は必見(笑)

第9位 トゥルー・ロマンス(トニー・スコット)

感想にも書きましたが、何から何まで、全てが愛おしい映画。
主役のカップルもよかったですが、クリストファー・ウォーケンvsデニス・ホッパーの静かなる闘いが最大の見せ場。

第8位 レッドクリフ Part I(ジョン・ウー)

つっこみどころもあったものの、こういう映画を映画館の大きなスクリーンで観れるのが映画の素晴らしさ。
トニーも金城武もどうでもいいくらい、フー・ジュンがおいしいところは全部持っていくという、趙雲のかっこよさは最強でした。

第7位 デス・プルーフ(クエンティン・タランティーノ)

「カート・ラッセル、女の子、車、ジュークボックス、アルコール、ラップダンス。これ以上何がいる?(笑)」と感想に書きましたが、さすがはタランティーノ、わかってます(笑)
カート・ラッセルの情けなさも素晴らしかったですが、ゾーイ姐さんがかっこよすぎでした。

第6位 強奪のトライアングル(ツイ・ハーク/リンゴ・ラム/ジョニー・トー)

ラム・シュー史上最凶の怪演がおいしいところは全部持っていった、ラム・シューのフィルモグラフィー上間違いなく歴史に名を残すだろう映画。
銀河映像の皆さん総出演なのも、トーさん映画ファンとしてはたまらないところ。

第5位 運命じゃない人(内田けんじ)
運命じゃない人2

今年観た邦画で、最大の収穫はこれ。漫画や小説の映画化、続編やリメイク、そんな映画ばかりが溢れかえる中で、こういう映画がもっともっと増えてほしい。
2作目の『アフタースクール』も期待以上の素晴らしさでした。

第4位 現金に体を張れ(スタンリー・キューブリック)

『運命じゃない人』も時間軸を自在に操る脚本が見事な映画ですが、それの元祖と言われているのがこの映画。
前からずっと観たかった映画でしたが、長らく待ち望んだだけのことはありました。ラストシーンのかっこよさは尋常じゃありません。

第3位 陽気な中尉さん(エルンスト・ルビッチ)

エルンスト・ルビッチ×ミリアム・ホプキンスという、『極楽特急』『生活の設計』と同じく、この手のジャンルでは個人的には最強の組み合わせ。
そこにクローデット・コルベールまでついてくるという、贅沢極まりない映画。
今年DVDやビデオで観た中では、これが一番のお気に入りでした。

第2位 マイ・ブルーベリー・ナイツ(ウォン・カーウァイ)

どれも外れはないウォン・カーウァイですが、久しぶりにきた“『恋する惑星』級”の愛すべき映画。
相変わらずサントラのセンスも抜群で、中でも「Try A Little Tenderness」をあそこで流すとは!

第1位 スカイ・クロラ The Sky Crawlers(押井守)

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の感想の最後に、「今年のベストワンは確定でしょう」と書いたんですが、それを覆したのがこの映画。
今年は、もうぶっちぎりでこれが一番ですね。立て続けに2回劇場に行き、サントラを買い、原作を6冊読み、さらに劇場にもう1回行きました。
結局3回しか行けませんでしたが、お金と時間さえあれば、何十回でも行きたかった。劇場に同じ映画を2回観に行くことすら、今まででも数えるほどしかないと思いますが、3回行ったのはたぶん生涯で初めてでしょう、それくらい好き。
これからも、繰り返し繰り返し観ることになるでしょう。


さて、今年も、いつもコメントを残して下さる方はもちろん、記事を読んでいただいた方も、多くの方に訪問していただき、本当にありがとうございました。
来年も、「愛すべき映画たち」を宜しくお願い致します。
それでは皆様、よいお年を!




 

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