2003.03.14

No.68 再会の約束

久々のサッカー日記は、CL第5節ですが、メインはレアル・マドリーのラウールで、ちょっと心暖まるお話。

試合の方は、すでにベスト8入りを決めているACミランが相手。ミランはここで本気になる必要はないものの、優勝を狙うためにはここでマドリーをチャンピオンズリーグから追い出しておいた方が得策なため、ベストメンバーで来るかもとも思われましたが、やはり少しメンバーを落としてきました。

そして試合のほうはラウールの2ゴールにグティのゴールで、3-1とマドリー勝利。マドリーはこれでチャンピオンズリーグ50勝、そして欧州カップ戦では通算200勝という記念の試合となりました。

ラウール個人では、自身の持つチャンピオンズリーグでの通算得点記録を41に伸ばし、これは2位が28点でダントツの記録。

ロナウド、ジダン、フィーゴ、ロベルト・カルロスなど、世界のスーパースターが名前を連ねるレアル・マドリーの中にあって、他は皆よそから連れてきたスターですが、地元のスーパースターであるラウール。錚々たる顔ぶれの中にあっても、マドリーといえばラウールとイエロというくらい、その存在感はずば抜けています。

バロンドールを獲っていないのもほんとに不思議で、チームメイトも監督も、そして他のクラブの選手でさえ、なぜラウールがバロンドールを獲れないのかと言うくらい、まだ獲っていない選手の中では最短距離にいる選手の一人。

そんなラウールですが、試合後ユニホームを交換した相手はレドンドでした。3年前まで同じマドリーの一員として戦い、共に頂点にも立った仲間であり親友。

そして、ラウールがかつてのチームメイトをマドリーのサポーター席の前にエスコートすると、サポーターもかつての所属選手を暖かく迎え、エールを送ったのです。そして二人は、「オールド・トラフォードで会おう。2人であのピッチに立てたら最高だ」と、決勝の地オールド・トラフォードでの再会を誓ったといいます。

サポーターの歓迎にはレドンドもびっくりしたようで、一夜明けた木曜日、「僕はレアル・マドリーの敵として戻ってきたのに、競技場を埋めた観衆は僕の名前を呼びそして拍手を送ってくれた。このファンの対応に心から感謝したい。こんな歓迎を受けるなんて思いもしなかったよ。この喜びは永遠に記憶に残る事になるだろう」とコメントを発表しました。

マンUファンとしては、もちろん決勝に残りさらに優勝するのはマンUに決まっていますが、オールド・トラフォードでのラウールとレドンドの再会、それも素敵だなと思いました。

ですがマドリーはまだベスト8入りすら決まっていません。C組もう1試合ではドルトムントがロコモティフ・モスクワを3-0と一蹴し、マドリーとは勝ち点差1。最終戦でマドリーが勝てば文句なしですが、両者がともに引き分けたり、敗れた場合も、マドリーが勝ち進みます。ですが、マドリ―が負け、ドルトムントが引き分けると、ドルトムント。マドリー負け、ドルトムント勝ちなら、当然ドルトムント。マドリーはロコモティフ・モスクワが相手だけにまず大丈夫だと思いますが、前回の対戦でも引き分けており、油断は禁物です。

2日目のもう1組D組では、すでにベスト8入りを決めている我がマンUは、メンバーを落とした試合でFCバーゼルと1-1のドロー。そして、生き残りを賭けた大一番となったデッレ・アルピでのユベントスVSデポルティボは、ロスタイムのトゥドールの劇的弾で3-2とユーベの勝利。これで、デポルティボは順位は3位ながら、次勝っても直接対決での成績でユーベに及ばないため、敗退決定。デポルティボと並んで勝ち点4のバーゼルは、最終戦ユーベ相手に4点差以上勝てば勝ち抜けと、数字上はまだ可能性が残っていますが、これはさすがにないでしょう。ということで、トゥドールの一発はほんとに大きくて、ユーベもこれで実質勝ち抜け決定。

遡って1日目では、A組のこちらも贔屓のインテル。サンシーロにニューカッスルを迎えての、こちらも生き残りを賭けての大一番。ヴィエリ、コルドバがゴールを挙げたものの、シアラーに2発叩き込まれ2-2のドロー。これで勝ち点差1のまま最終戦へ。もう1試合はバルセロナがレバークーゼンを2-0で下し、こちらはベスト8決定。バルサはチャンピオンズリーグいまだ無敗。このまま頂点まで行ってしまうんでしょうか・・・。

最後は死のグループB組。アーセナルVSローマは、前半12分に早くもアーセナル先制。そして22分にはトッティが退場。しかし、一人少ないローマはカッサーノのゴールで追いつくと、アーセナルの猛攻を耐え切りそのまま1-1のドロー。もう1試合のアヤックスVSバレンシアも1-1のドロー。

これで、アヤックスとアーセナルが勝ち点7で並び、バレンシアが勝ち点6。そして絶望的な位置から盛り返してきたローマが勝ち点4。勝ち抜けのための条件は複雑なので省略しますが、まだ全チームに可能性が残っています。死のグループの名に恥じない混戦ぶり。最後の最後まで執念の戦いが繰り広げられることでしょう。

2次リーグも残り1節を残すのみとなりましたが、すでにベスト8入りを決めているのはまだ3チーム。バルセロナ、ACミラン、そして我がマンチェスター・ユナイテッド。ここにさらに、ユベントス、レアル・マドリー、インテル、バレンシア、アーセナルなどが名前を連ねれば、錚々たる顔ぶれが揃います。最終節は来週18日、19日。いよいよベスト8が出揃います!

 

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2003.02.03

No.67 “バスクの雄”の誇りに賭けて

全38節の折り返しにあたる前節まで、19戦無敗を続けていたリーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダ。20戦目にして、ついに土がつきました。

そして、彼らを止めたのは、マドリーでも、バルサでも、最近トップチームの仲間入りを果たしたバレンシアでもデポルティーボでもなく、バスクの永遠のライバルであるアスレティック・ビルバオでした。そう、無敗記録が止まったのは、他でもないバスクダービーだったのです。

“バスクの雄”、この言葉を聞いて真っ先に頭に浮かぶのはアスレティック・ビルバオです。レアル、バルサとともに、過去に一度も2部落ちしたことがなく、リーグ優勝は実に8回を数え、国王杯コパ・デル・レイに至ってはなんと24回も制覇しています。ライバルであるレアル・ソシエダがリーグ、コパ・デル・レイともに2回ずつしか優勝していないことからも、実績の差は歴然です。

そして、もうひとつビルバオをして“バスクの雄”たらしめている理由は、バスク人だけでチームを構成するという、徹底した“純血主義”を貫いているということ。外国人をまったく使わずスペイン人だけというのではありません、“スペイン人”すらチームには1人もいません。

以前、クラシコについて書いた時に、カタルーニャ人のマドリーに対する憎しみについて書きましたが、カタルーニャと同じように自治州であるバスク地方。そしてバルセロナは別にカタルーニャ人だけの純血主義をとっているわけではありませんが、このビルバオはいまだにバスク人だけでチームを構成しているのです。ということは海外のビッグネームなどを獲得するということもありません。

それでも先ほども書きましたように、2部落ちが一度もないのです。そしてギリギリ降格を免れているということもなく、例年順位は一ケタ。ここまでくればもう、“バスクの雄”と呼ぶことに躊躇はないでしょう。

一方のレアル・ソシエダ。97-98シーズンに3位という好成績を挙げたものの、それ以外は中位と下位を行ったり来たり。昨シーズンも最後はなんとか13位に食い込んだものの、一時期は降格間違いなしと言われていました。

そして、ビルバオがバスク人の純血を守っているのに対し、こちらは80年代に外国人獲得に踏み切りました。しかし、「バスク人以外のスペイン人はプレーさせない」というポリシーだけはずっと守ってきました。

しかししかし、今シーズン獲得したセルヒオ・ボリスはバスク人ではありません。戦後初めての“スペイン人選手”の獲得です。外国人だけでなく、ついに“スペイン人”選手をも受け入れ始めたのです。

そんなビルバオとソシエダでしたが、今シーズンはなんとレアル・ソシエダが破竹の快進撃。首位に立つということだけでもすごいのに、なんと年が明けてもいまだに無敗。そしてついに、無敗のまま折り返し地点を過ぎてしまいました。

しかも内容的にもフロックでもなんでもなく、マドリーに次ぐ2位の得点力を武器に堂々たる戦い。

中でも注目は前線のカルテット。ツートップは、昨シーズン後半からソシエダに帰ってきた、ヴィエリをさらに厳つくした男コバチェビッチ。そして、“剛”のコバチェビッチと絶妙のリズムを生み出している“柔”のニハト。圧倒的なスピードは、一瞬でDFを置き去りにする切れ味を持っています。

そして、右サイドにはセルタから古巣に帰ってきたカルピン。セルタやロシア代表の時には考えられなかった献身的な守備まで披露し、闘志溢れるプレーぶりも健在。一気にファンの心を掴んでいます。

そして、左サイドには地元育ちの英雄フランシスコ・デ・ペドロ。日韓ワールドカップでもスペイン代表として活躍した彼ですが、左足からの正確無比なキックはチームの大きな武器となっています。

そして、このカルテットを自在に操る中盤の司令塔にはスペインU-21代表シャビ・アロンソ。ソシエダの21年前のリーグ優勝メンバー、ペリコ・アロンソを父に持つ彼が、父が成し遂げた偉業に並ぼうと中盤で奮闘しています。

そしてゴールマウスでは、オランダ代表のヴェステルフェルトが神がかり的なセーブを連発。

そして迎えたバスクダービー、舞台はビルバオの本拠地サン・マメス。マドリーも鬼門とするまさにバスクの根城といった感じ。

そして、試合は3-0とビルバオがソシエダを粉砕しましたが、2得点1アシストの大活躍を見せたのが、ホセバ・エチェベリアというところがさらに物語に深みを与えています。彼が17歳の時、ソシエダから彼を引き抜いたのが他でもないビルバオだったのです。

彼に限らず、ソシエダの下部組織出身の優秀な選手たちは、ライバルビルバオによって引き抜かれてきたという歴史があります。ソシエダの下部組織出身ということは彼らもバスク人。先ほど書きましたようにバスク人だけでマドリーやバルサに立ち向かっていくビルバオにとって、優秀なバスク人なら、たとえライバルソシエダからといえど、容赦なく引き抜いていったのです。

このようなビルバオのやり方もあって、ソシエダは地元の下部組織を重視しながらも、外国人にも頼らざるを得なくなったという背景があるのです。

そして、そんなソシエダの無敗記録を止めたのが、ソシエダの下部組織出身でビルバオに引き抜かれたエチェベリア、これ以上のドラマがあるでしょうか。

チームとしても、首位をひた走るソシエダとは対照的に、今シーズンはこの試合を勝った後の順位でも14位と低迷。しかし、マンチェスター・ユナイテッドにとって、アーセナルに負けるよりもマンチェスター・シティに負けるほうが遥かに屈辱的なように、すべてに優先されるダービー。

しかも先ほどのような歴史的背景もあり、単なるライバル関係というにとどまらない、因縁のバスクダービー。ソシエダの快進撃を羨むしかなかったビルバオのサポーターたち。サン・マメスを埋め尽くした超満員のサポーターたちは、今シーズンのこれまでの鬱憤を一気に晴らしたことでしょう。

さて、ついに土がついたレアル・ソシエダですが、マドリーが引き分けたため、勝ち点差はいまだ4。むしろ無敗が続いているより、一回くらい途切れた方が少し息がつけるかもしれません。

ただ、肝心なのは次の試合で、これをすっきり勝てば何の問題もないでしょうが、連敗するようだと一気に崩れるかもしれません。21年ぶりのリーグ制覇へ向けて、レアル・ソシエダの夢は続きます。

 

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2003.01.18

No.66 冬の移籍マーケット1/18現在

久々のサッカー日記は、冬の移籍マーケットについて。各チームとも財政難は隠せず、ビッグネームの移籍はないものの、それでも今日大きな移籍が一つ。

ローマのバティストゥータのインテルへの6月までのレンタル移籍がついに決定。カペッロ監督、そしてファンにまで見放されていたバティストゥータ、もはやローマに彼の居場所はありませんでしたが、ローマとしてもなんとしても放出したかったのでしょう。

モラッティ会長がバティ獲得を狙っていたのは昔からの話なので、彼にとっては念願の獲得ですが、インテルにすんなり入り込めるかは微妙なところです。バティとクレスポが犬猿の仲だというのは、真偽はわかりませんが有名な話ですし、クレスポのモチベーションに何らかの影響が出るかもしれません。

それでも、クレスポが帰ってきたとして、絶対にありえないイレブンでしょうが、サッカーゲームで自分で選手を選ぶみたいにドリームチームを作ってみると、今のインテルは夢のようなイレブンが出来上がります。

守備は最終ラインに全部任せるとして、超攻撃型の夢の布陣。GKトルド以下、4バックはサネッティ、カンナヴァーロ、コルドバ、ココ、そしてMFは3人で、モルフェオ、エムレ、レコバ、そして3トップがクレスポ、ヴィエリ、そしてバティ。一度でいいから見てみたい!

最終節あたりで2点ビハインドぐらいで、何が何でも逆転しなければならない状況にでもなれば実現するかもしれません。ほんとに夢でしかありえない布陣ですが、やろうと思えばこれだけの布陣を組めるのが今のインテル。ミランにも、マドリーにも決してひけをとりません。その代わり守備はカンナヴァーロとコルドバの個人技、そして守護神トルドのスーパーセーブに期待です(笑)

そしてバティは来週火曜日からインテルに合流するようですが、ローマで干されていただけにモチベーションははんぱではなく、最近の不調が嘘のような大爆発があるかもしれません。インテリスタとしてはもちろんそれを望んでいるわけですが、インテルでぜひもう一花咲かせてほしいものです。

さて、その他の移籍情報ですが、インテルではMFファリーノスのビジャレアルへの移籍が決定。彼も実力十分のMFですが、さすがにインテルでは出番がなく、母国スペインに戻ることに。降格の危機のビジャレアルですが、レコバがヴェネチアを救ったように、彼にもぜひビジャレアルを救ってほしいです。

その他、まずはバティと同じくローマで居場所がないグァルディオラ、実力はいまさら説明の必要もなく、バルセロナの象徴でもあった彼です。ブレシアへの復帰が一番濃厚なようですが、プレミアの数チームもオファーを出している模様。ただ、バッジョとのコンビがぜひまた見てみたいです。

そして今出てきましたバルサですが、ハッセルバインク獲得は完全にお金次第。チェルシー側が具体的な額を提示しているだけに、バルサとしてはギリギリまで粘って少しでも安くするだけでしょう。ただ、財政的に余裕がないバルサですが、ストライカー獲得は必須なだけに、最終的にはこの話は決まるのではないでしょうか。

そんなバルサからはジェオバンニのベンフィカへの移籍が決定。今シーズンいっぱいの期限付きで、来シーズンからは再びバルサに戻ってくる模様で、ベンフィカでの大爆発でバルサ首脳にアピールしたいところ。彼もモチベーションは十分でしょう。

さらに、決まったところでは財政難に苦しむリーズの2選手。ボウヤーがウェストハムに、ダクールはローマに。さらにファウラーのマンチェスター・シティへの移籍も一端は決まったようですが、一転白紙に。ただ、ダクールはレンタルでの移籍、ボウヤーも希望額とは大きくかけ離れた額での移籍だったため、苦しい財政事情は一向に改善されそうにありません。

さらに、身近な日韓では、今さら書くまでもありませんが、高原がハンブルガーSVへ。そして、京都パープルサンガのパク・チソンと、もう1人イ・ヨンピョが、再びヒディング監督の下でプレーすべくPSVへ。PSVはアヤックスと並んでフェノールトが優勝を争うライバルチーム。大一番での小野との対決が楽しみになりました。

さらに、移籍市場で一番の大物といえばやっぱりパリSGのロナウジーニョでしょう。今シーズンいっぱいは移籍しないと何度も公言している彼ですが、監督との確執は公然の話ですし、チームも財政的に苦しいため動いてもおかしくありません。

彼の意中のチームはインテルだと前から言われていますが、ここにきてコリエレ・デロ・スポルト紙に対し、「イタリアに行く準備は整った」と語り、さらにモラッティ会長を絶賛し、インテル入りをアピールした模様。彼がインテルに来てくれればもちろん嬉しいですが、彼といえどもポジションが保証されるとは限りません。

基本的にトップ下を置かないクーペル監督の下では、レコバ、エムレあたりとポジションを争うことになるでしょう。ただ、ワールドカップでも見せつけたようにその個人技はずば抜けているだけに、インテルの大きな力になることだけは間違いありません。この冬には無理でも、シーズンオフにはぜひミラノを訪れてくれることを願っています。

最後に、移籍の話ではありませんが、もう一つのビッグニュースは、今やイングランドではスーパースターの仲間入りを果たしたエバートンのルーニーが、チームと2006年までの長期契約にサインしました。

あれだけの衝撃を与えたため当然のようにオファーは殺到したようですが、ルーニー自身記者会見で、「他のクラブに行きたいと思ったことは一回もない」と語った模様。エバートンで育ってチームの熱狂的なファンでもあるルーニー、これからもエバートンのために大爆発してくれることでしょう。彼にはモイーズ監督という最高の保護者もいますし、これで順調に歩んでいってくれそうです。

昨夏の移籍市場でも最終日に大物が動いているだけに、ビッグネームの移動があるとしたらこれから。最後の最後まで目が離せません。

 

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2002.12.17

No.65 白いハンカチ

今回の話題は危機的状況を迎えているFCバルセロナについて。

前回の日記に、バルセロナはチャンピオンズリーグでは快進撃を続けているものの、リーガでは13位に低迷、ファン・ハール監督の解任も時間の問題!?というようなことをちらっと書きました。
週末にカンプ・ノウで行われたセビージャとの試合で、ホームにも関わらず0-3で完敗したという結果も書きました。

それで、この試合を迎える前でもすでにリーガでの順位は10位とバルセロナにすれば許されない順位でしたし、その他にもマドリー戦でのあの事件、そしてそれにともなうカンプ・ノウの2試合閉鎖決定、さらにそれに対する抗議のアピール不足などなど、ファンのガスパール会長に対する怒りも頂点に達していたんですが、それでもミッドウィークのチャンピオンズリーグのニューカッスル戦ではまたもや結果を出し、なんとか面目を保っていたような状態でした。

しかし、チャンピオンズリーグでいくら勝ち続けているとはいえ、ファンがリーガでのこの有様を許すはずもなく、ニューカッスル戦の後に行われたバルセロナの地元紙エル・ムンド・デポルティーボ紙の調査によると、ソシオの53.2%がガスパール会長の即時辞任を要求、ファン・ハール監督についても55.8パーセントが即刻解任を要求しています。

今のこの危機的状況の責任は誰にあるかという質問には、30.4%がガスパール会長だと答え、11.6%のファン・ハール監督を大きくリードしています。
ちなみに2位に理事会がつけているあたりが日本とはずいぶん違うなぁと思いました。

日本ではチームの成績が落ち込むと、取る手段は監督交代。しかしバルセロニスタは、もちろんファン・ハールも辞めさせたいのですが、それよりも会長とそして理事たちを第一の戦犯と考えているようです。

今『ソシオ』という言葉を使いましたが、バルセロナの場合、ファンたちがただのファンではないところが、よりチームへの怒りや要求となって現れています。10万を超えるこのソシオとは、一番簡単に言ってしまうと「公認会員」で、カルネと呼ばれる年間会員証を持っている人々のことです。スカパーの解説をされている羽中田さんも以前スペインに住んでおられて、今でもソシオの一員だということで、以前番組で会員証を見せてくれていました。

さらに数年前まではこの会員証だけでカンプ・ノウでサッカーが観戦できたみたいですが、今はさらに年間指定席も購入しないといけないようです。

そしてこのソシオ、ただ年間指定席のチケットを持っているだけではなく、株主制度のようなもので、お金を払っている代わりに、自分たちの中からクラブのフロントに役員を選出することによって、クラブの運営に間接的にではありますが参加しているのです。

このシステムによって、バルサの全収入のうち多くの部分がまかなわれていて、そのためバルセロナのユニホームにはスポンサーのロゴがありません。ナイキのマークはついていますが、例えばマンUだったらナイキのマークプラスvodafoneのロゴ(余談ですが、SHARPの時のが好きでした)がついていますが、バルセロナのユニホームにはそれがありません。文字通りファンたちがチームを支えているのです。

そして、お金を払っている分、クラブの決定に対して持つ影響力も他のチームとは自ずと異なってきます。チームがこのままでは駄目だと誰もが思うような事態にまでなれば、彼らは“選挙”によって会長を解任するのです。

そしてそんな状況の中、リーガでの再スタートを期すべく迎えたセビージャ戦でしたが、そこで0-3の敗戦。これはさすがに何かが起こるなということで、この試合を後半途中から見ました。

というのもすでに結果はわかっていましたし、2点目と3点目が試合終盤に入ることもわかっていて、バルセロナが0-3で負ける試合(自分は特にバルセロニスタでもありませんが)を90分も見ていられる時間的精神的余裕にも欠けたからでした。

しかも見たかったのは試合そのものではなく、この結果に対するソシオの反応。それを見るためにはこれで十分というのもありました。

そして、案の定、“こと”は起こりました。

後半途中からすでにブーイング、そして白いハンカチは振られていましたが、セビージャの2点目が入った途端、スタジアムに駆けつけた5万を超える観衆が皆一斉に白いハンカチを振り、その白い波はスタジアムを埋め尽くしたのです。

そしてセビージャの3点目には皮肉をこめて拍手を送るバルセロニスタ。そしてスタジアム全体が“ガスパール辞めろ”の大合唱。

そして試合終了のホイッスルが鳴るやいなや、パルコ(貴賓席)に対する集中攻撃が始まりました。白いハンカチを手に“辞めろ!辞めろ!”の大合唱を繰り返すバルセロニスタ。そのあまりの凄まじさに、ガスパール会長はすぐに席を立って逃げ出すのかと思いましたが、ドラマはここからでした。

なんとガスパール会長、その場から動こうとしません。周辺に詰め掛けているファンからの危険を察知したのか、周りにいた理事たちは彼にパルコを離れるように促します。しかし、ガスパール会長は、1人、また1人と理事たちを去らせ、自らはその場に残り続けます。

5万を超えるファンの罵声と怒号、そして批判を、たった1人で受け入れることを決意したガスパール。そのやや上の席では前会長がその様子をじっと眺めていました。

そして次々と理事、さらに著名人の招待客などが席を立つなか、皆に促されながらも最後まで動こうとしないガスパール。それはまるで、今この席を立ち去ってしまったら二度とここに戻ってくることはないという、そんな思いが滲み出ていました。

彼だってこんな状況からは一刻も早く立ち去りたかったはずです。しかし、今立ち去ってしまったらすべてが終わってしまうような気がしたのでしょう。そして簡単に席を立ってしまっては、自らの“敗北”を認めることになってしまうとも考えたのでしょうか。彼がついに引き上げようとしたのは、パルコの他の人々が皆消えた後でした。

ガスパール会長の目にもうっすらと光るものがあったように思いますが、この一幕には見ているこちらも目頭が熱くなるものがありました。

クラシコのことを書いた時、フィーゴに対するあの行為は許されるものではないものの、ここまでチームを愛せるバルセロナの人々が羨ましくて仕方ないと書きました。そして彼らの熱き“想い”は、今回もまた形となって現れたのです。

自分たちの愛する、そして誇りでもあるFCバルセロナ。そのチームのこの惨状に、黙っているわけにはいかなかった彼ら。彼らが出した結論は、5万を超える白いハンカチでした。

しかし、試合後理事たちを集めた話し合いがもたれたものの、会見ではガスパール会長は「私は辞めるつもりも、監督を更迭する気もない」と言い切っています。その理由は、会長というクラブの最高責任者として、今のこの危機的状況を乗り越える責任が自分にはあるからだというようなものでした。

しかし、放送中にアナウンサーが言っていた情報によると、ソシオたちはガスパール即時解任を求める署名のために、すでに2万枚を超える用紙を用意したとのこと。これがもっと膨れ上がり多数のソシオがその用紙に署名した時、いくら「私は辞めない」と言ってみたところでガスパールの命運は尽きます。さきほど書きましたように、“選挙”によって民主的に彼はその場を追われることになるからです。

リーガ・エスパニョーらは次節の試合で一端休みに入ります。ガスパール会長、このままだとシーズン終了後の解任は間違いなさそうですが、さて年が変わった時、彼はまだその地位にいられるでしょうか・・・。

 

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2002.12.16

No.64 マンUエンジン全開!

今回の話題は、最近いよいよエンジン全開となってきた我がマンチェスター・ユナイテッドについてと、チャンピオンズリーグ2次リーグ第2節や、この週末に行われた各国リーグ戦のことなどいろいろです。

さて、贔屓のマンUですが、今シーズンは開幕から一向に調子が上がらず、アーセナルの無敗神話が続いている間は勝ち点にして最大10くらい差をつけられ、年内にして早くもプレミアの覇権奪回は絶望かと思われていました。

そしてマンUピンチを決定づけたのが11月9日に行われたマンチェスター・シティとのマンチェスターダービー。そこでアウェーとはいえ3-1と完敗。久々のマンチェスターダービーでの敗戦で、選手たちのショックも相当なものだったといいます。アーセナルやリヴァプールとの試合ももちろん大一番ですが、やっぱりダービーだけは格別なようで、ベッカムもこの試合だけは特別なんだと言っていました。その試合で3-1の完敗。

しかしこの敗戦が選手たちに火をつけたのは間違いありません。次節ではアウェーでウェストハムと引き分けたものの、そこから上位陣との直接対決にことごとく勝利を収めていきました。

まずは昨シーズン4位のニューカッスル相手にオールド・トラフォードで壮絶な撃ち合いの末5-3で勝利。

そしてアンフィールドに乗り込んでの昨シーズン2位のリヴァプールとの対決でも、ドゥデクの信じられないミスに助けられたとはいえフォルランの2ゴールで1-2と勝利。

そしてそしてオールド・トラフォードに昨シーズンのプレミア覇者アーセナルを迎えての大一番を迎えました。昨シーズンはアーセナルにリーグ戦ではホーム、アウェーとも敗れ、ワージントンカップでも敗戦を喫し、何よりアーセナルが優勝を決めたのもオールド・トラフォードでした。そんな屈辱を味わわされて黙っているわけにはいきません。

そしてこの試合で獅子奮迅の働きを見せてくれたのが、マンUではギグスの次にお気に入りのスコールズ。1得点1アシストと全得点に絡む活躍。ほんとに頼りになります。

そしてこの快進撃の間、皮肉なことにベッカムは離脱中でした。しかし、ベッカムは確かにアーリークロスとフリーキックは超一流で、チームにとって大きな武器となることに間違いはありませんが、チームにとって必要不可欠かといえばそうではありません。

その点スコールズはマンUにとっては欠かすことのできない選手です。現に、スコールズガ怪我で離脱していた間、マンUの攻撃はひどいものでした。しかし、彼1人帰ってきただけで、同じチームかと思わせるほど、流れるような攻撃を復帰戦で見せてくれたのです。

そのことはこの日記でも『待ってましたスコールズ!』の時に書きました。ベッカムのプレーが“点”でのワールドクラスのプレーであるのに対して、スコールズのそれは“線”としてのものです。言い方を変えればチームに攻撃時においての“流れ”と“勢い”と生み出すことができるのがスコールズなのです。これはスコールズがいる試合とそうでない試合を見比べてみれば一目瞭然です。

そしてアーセナル戦でも、1点目のベロンのゴールをアシストしたグラウンダーでのクロスボール、さらに自らのゴールも中盤からゴール前に飛び込んでいってトラップ一発でDFを振り切って叩き込んだもの。どちらのゴールにも“流れ”とそして“勢い”がありました。

そして、先週のミッドウィークのデポルティボとのチャンピオンズリーグの大一番でも、ユナイテッドは得点差以上の内容で2-0と完勝。特に、中央にベロンとフィル・ネヴィルを配し、右にスールシャール、左ギグス、そして1.5列目にスコールズという中盤は、運動量が申し分なく、相手がボールを持った時のプレッシャーのかけ方が完璧。これはアーセナル戦にも言えたことでした。

特にフィル・ネヴィルの頑張りは特筆もので、キーンやバットの穴をまったく感じさせません。どこかもう一つという感じのした彼ですが、最近の動きを見せられては安心して中盤を任せられます。しかもただ献身的に守備をするだけでなく、前線への飛び出しにも積極的です。

そしてこの中盤は今のところ完璧で、デポルティボ戦の終盤ベッカムが復帰しましたが、彼の居場所はありませんでした。そしてこの週末のウェストハムとのゲームでは後半の頭からスールシャールに代わって投入されましたが、いかにベストコンディションではないといえ、スールシャールの方が格段に上でした。スールシャールもこの中盤の右のポジションが結構気に入っているようで、ベッカムといえどポジション安泰とはいかないかもしれません。ただ、ここ一番でのFKなど、ベッカムの力が必要な時も間違いなくあるわけで、早くトップコンディションに戻してほしいです。ただ、今の状態では彼にポジションはないでしょう。

そしてプレミアではこれでマンUは4連勝。しかも上位陣との直接対決でことごとく勝ち点3を積み重ねてきたため、首位アーセナルとはいつの間にか勝ち点差1。一気に優勝争いの真っ只中に。一方ここ最近一気に調子を落としているリヴァプールは、一時期の首位からは完全に脱落し、アーセナルから勝ち点差5の5位。ただ、優勝争いには残ってくるでしょう。

そして、マンUがデポルティボに完勝したチャンピオンズリーグ2次リーグ第2節ですが、その他の試合についても少し。

まず1日目からですが、グループAの、こちらも贔屓のインテル。サンシーロに昨シーズンの準優勝チームレヴァークーゼンを迎えての試合は、最後までヒヤヒヤさせられる展開に。

ディ・ビアージョの2ゴールで2点を先制したものの、1点を返され、相手のオウンゴールで3-1と突き放したかと思えばロスタイムに1点を返され3-2。さらに一瞬3-3にという情報が流れましたがこれはなんと手で押し込んだものでノーゴール。なんとか3-2で逃げ切りました。

そしてグループAのもう1試合バルセロナVSニューカッスルはなんと大雨のため次の日に延期。大雨で延期というのも珍しい気がしますが、集中的に大量の雨が降ったようで、ピッチの写真を見ましたがあれではサッカーどころではないでしょう。

そして2日目に延期された試合では、ダニ、クライファート、モッタと順調にゴールを積み重ね3-1で勝利。これで予選から合わせるとチャンピオンズリーグ10連勝。

これでグループAはインテルとバルセロナが共に勝ち点6で残りの2チームが勝ち点0。完全に形勢は決まってしまいました。そしてインテルとバルセロナは2月に行われる3節と4節で立て続けに激突です。舞台もカンプ・ノウにサンシーロ。ほんとに楽しみです!

しかし、チャンピオンズリーグでは破竹の快進撃を続けるバルセロナですが、リーガ・エスパニョーラの方に目を移すと、日本時間の今朝未明に行われた18位セビージャとの試合も、カンプ・ノウにもかかわらずなんと0-3で敗戦。これでなんと順位は13位。ファン・ハール監督の解任もいよいよ現実のものとなってきました。2月のインテルとの大一番では別の監督になっている可能性も十分です。

続いてグループBではアヤックスがホームでローマに2-1の勝利。19歳にしてすでに、その才能はクライフやファン・バステンといったオランダサッカー史に残るスーパースターと並び称される、オランダの将来を背負う男“天才”ファン・デルファールト欠場をものともせず、イブラヒモビッチ、そしてアヤックスの黄金期を築き、今シーズンから古巣に帰ってきたリトマネンが共にゴールを決め、バティストゥータに1点返されたものの見事にローマを撃破。

そしてもう1試合は、今節1番のビッグゲーム、アーセナルVSバレンシア。前節のACミランVSレアル・マドリーは“頂上対決!”と書きましたが、確かに選手の名前などを見るとまさに世界選抜同士の対決ですので頂上対決と書いてしまってもいいでしょう。

しかしチームとしての完成度としてはこちらの方が完全に上。そしてアーセナルは昨シーズンのプレミアリーグとFAカップの国内2冠、バレンシアも2000年、2001年と続けてチャンピオンズリーグ準優勝を果たした後、昨シーズンはリーガ・エスパニョーラを制覇。こちらは“王者激突!”といった感じでしょうか。

そしてホームハイベリーでの大一番に、アーセナルはベストメンバーを揃えてきました。GKシーマン以下、ローレン、キャンベル、シガン、アシュリー・コールのDFラインに、中盤は中央にヴィエラとジルベルト・シルバ、右リュングベリ左ピレス、そしてFWはアンリにベルカンプ。

特に、ジルベルト・シルバは今シーズンからの加入ですが、ヴィエラを含めた前5人は、攻撃のユニットとしての完成度では欧州一。正確なショートパスをつなぐ組織的な攻めを見せ、さらに一人一人がアンリ、ベルカンプ、ヴィルトール、リュングベリ、皆個人技にモノをいわせて1人で試合を決めてしまうこともできるワールドクラスのアタッカーでもあります。

その破壊力は脅威的ですらあり、この前マンUがついにストップしたとはいえ、それまでなんとプレミアで続けていた連続試合得点記録は55試合。これは並みの記録ではありません。

一方そのアーセナルの脅威の攻撃陣を迎え撃つのは、欧州最強を誇るバレンシア守備陣。昨シーズンのリーガをリーグ最少失点である驚異の27失点(38試合)で制覇すると、今年のチャンピオンズリーグの1次リーグでも6試合中4試合を完封。

右からクーロ・トーレス、アジャラ、ペジェグリーノ、カルボーニと並ぶDFラインはほんとに堅固で、中でもアジャラとペジャグリーノの中央は、高さ、判断力とも備えまさに鉄壁。確かに2人ともベテランでスピードに不安はありますが、それを補ってあまりあるものを2人とも持っていて、リーガの名だたるストライカーたちをことごとく完封してきました。そして万が一彼等が怪我などで抜けても、スペイン代表でもイエロの後継者として期待される逸材マルチェナが控えています。

そして右サイドもスペイン代表クーロ・トーレス、そして左サイドはこの日記でも何度か登場しています“フィーゴの天敵”カルボーニ。最強です・・・。

そして昨シーズンまでは守備偏重だったバレンシアも、今シーズンはCL1次リーグで全チーム中最多得点を記録したように、攻撃陣もアイマールを中心に爆発を見せています。安定感に加え爆発力も加わったバレンシア、今や欧州を代表するチームとなりました。

そしてこの試合でも、後半残りまだ20分くらいある時間帯にアングーロが無意味な肘打ちで一発退場となり10人になった後も、危なげない守備でスコアレスドロー。アーセナル相手、しかもアウェーということを考えれば理想どおりの試合で、それを難なくやってのけてしまうバレンシア、やはり本物です。

これでグループBはアーセナルとアヤックスが勝ち点4で並びバレンシアは勝ち点2でローマは勝ち点0の最下位。アヤックスが予想以上に強いのでますます混戦模様ですが、ローマは早くも脱落ぎみ。残り3チームが最後まで熾烈な争いを繰り広げそうです。

2日目にいってまずは先ほどマンUVSデポルティボについて少し書きましたのでグループDから。もう1試合はユベントスがホームでバーゼルを4-0と一蹴。

これでマンUが勝ち点6でトップに立ち、ユーベが勝ち点4、デポルティボが勝ち点1、バーゼルが0。このグループはもともと3強と言われていましたが、デポルティボにとっては前節ユーべ相手にホームで2点を先制しながら追いつかれたのがほんとに響いています。

そしてこのグループも2月の第3節と第4節にマンUとユーベが立て続けに激突です。マンUとしてはこの直接対決の前に勝ち点を6に伸ばせたのはほんとに大きくて、少し気持ちの上で優位に立って挑めそうです。

最後にグループCでは、まずミランがアウェーでドルトムントをインザーギのゴールで0-1と撃破。ミランにとっては、昨シーズンのUEFAカップの準決勝でドルトムントにトータルスコア5-3で完敗しているだけに、リベンジマッチの一戦でしたが、アウェーで見事にリベンジを果たしました。

そしてもう1試合は、前節でミランに負けたためホームで格下相手に必勝を期していたマドリーが、なんとロコモティフ・モスクワ相手に2-2のドロー。ラウールのゴールで先制しながらなんと逆転され、ラウールのゴールでなんとか追いついての引き分け。エルゲラ以外ベストメンバーを揃えていただけに、疲れくらいしか理由は浮かびません。

しかし2次リーグに残った16チームの中でも最弱と言われていたロコモティフ・モスクワにホームで引き分けてしまったため、なんとマドリーはモスクワと勝ち点1で並びながら総得点の関係で最下位。

このグループではマドリー、ドルトムントと、ライバルに順調に連勝したミランが頭一つリードしました。ただ、マドリーもこのまま黙っているわけもなく、ドルトムントを含めた熾烈な2枠争いになりそうです。

これでチャンピオンズリーグはほぼ2ヶ月の休みに入り、次節は2月の18日と19日。しかし待たされる分試合も豪華で、カンプ・ノウでのバルセロナVSインテル、オールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッドVSユベントスと、必見の2試合が待っています。

最後に、この週末の各国リーグの結果について少し。この前の日記でセリエA前半戦一番の大一番と書きましたユベントスVSラツィオは、ネドベドのゴールでホームのユベントスが先制したものの、フィオーレの2ゴールでラツィオの勝利。ラツィオは最近ユーべとの相性は確かによかったんですが、それでもアウェーでユーベに勝ってしまいました。これでラツィオは今シーズンアウェー7戦全勝。

ミラン、インテルも順当に勝ったため、勝ち点差1ずつ離れての1位ミラン、2位ラツィオ、3位インテルという並びは変わりません。しかし、ユーベは前節ブレシアにまさかの初黒星を喫した後、ラツィオにも敗れこれで2連敗。首位ミランとは一気に勝ち点差6がついてしまいました。

しかし、各国リーグの順位表を見ていて一番目を引くのは、なんといってもリーガのレアル・ソシエダ。今節も、難敵マジョルカにエトーのゴールで先制されながらも、きっちり逆転し2-1で勝利を収め、いまだ無敗。プレミアでもセリエAでもブンデスリーガでも無敗チームはいないわけで、欧州4大リーグで唯一の無敗チームです。いつまでこの快進撃は続くのでしょうか・・・。

 

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