2003.09.28

No.73 インテリスタ至福の時

今回は、いよいよ開幕したチャンピオンズリーグの第1節から、屈指の好カードアーセナルVSインテル。舞台は、イタリア勢が過去に一度も勝ったことがないハイベリー。

まずは、試合の話に入る前に、今までチャンピオンズリーグといえばWOWOWで放送されていましたが、今年からはスカパーに。しかし今年はスカパーとは契約していません。サッカーセットを契約したところで、とても数千円の元を取れるほどは見れないのでこれはこれでいいんですが、それでもどうしても観たい試合というのもあるわけで、これはUEFA.comのハイライトしかないなと諦めていたわけですが、なんとなんと、UEFA.comやってくれました!

月額300円基本料金を払えば、試合単位で1試合100円(通信速度を上げた高画質だと300円。でも100円ので十分)で視聴可能。Windowsメディアプレーヤーのため、画面最大化をするとぼけてしまうため、テレビに比べれば遥かに小さいですが、選手の識別はもちろん可能で、十分なレベル。なんせ100円なので文句も言えません。ちなみに初期手数料みたいなのが1000円かかりますが、今月末までは無料です。

というわけで、早速契約。そしてアーセナルVSインテル戦を購入。ここまでなんと420円(税込)。UEFA万歳!!時間があればもちろん多くの試合を観たいですが、それはとても無理な状況ですし、かといって1試合観るために数千円のスカパーを契約するのもばかばかしい話で、そんななか、毎月300円だけ払っておけば、どうしても観たい試合がある時だけ100円で購入。なんと素晴らしいんでしょう!

というわけで、前置きが長くなりましたが、試合の方を。

スタメンまずはアーセナルの方からは、GKは、今シーズンついにシーマンを諦め補強に乗り出して獲得したレーマン、DFラインは、ローレン、トゥーレ、キャンベル、アシュリー・コール。中盤は中央にヴィエラとジウベルト・シウバ、そしてサイドにピレスとリュングベリ。そして前線はアンリとヴィルトール。ヴィルトールとベルカンプの選択は時と場合にもよりますが、ベストの布陣と言っていいでしょう。試合前、インテル時代のことについて「僕のインテルでの経験はくだらないもの」と挑発的な発言をしていたベルカンプは、ベンチからのスタートとなりました。

そして我等がインテルは、GKに守護神トルド。彼が神懸れば勝ちはなくとも負けはありません。そしてDFラインは右からサネッティ、カンナヴァーロ、マテラッツィ、コルドバ。コルドバが左サイドバックをやっているというのは、一時的なものとも思われますが、この4人なら安心して観ていられます。

そして中盤は中央にザネッティとエムレ、そしてサイドには、クーペルサッカーの真髄ながらなぜか今まで弱体で、今シーズンやっとスペシャリストの補強がなった2人、右ファン・デル・メイデ、左キリ・ゴンザレス。今シーズンはこの二人のクロスからヴィエリがゴールを量産してくれることでしょう。

そして前線はヴィエリとクレスポ、ではありません。クレスポはロンドンに去って行ってしまいました・・・。ヴィエリも今回の遠征には来ていません。そしてお気に入りレコバも・・・。というわけで、アンリとヴィルトールに比べると遥かに名前負けしてしまう二人、今シーズンボローニャから獲得したフリオ・クルスと、こちらはインテリスタ期待の星マルティンス。特にマルティンスは、昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝のミラン戦の鮮烈なゴールが今も目に焼きついています。あの時、インテルのFWはこれであと10年は大丈夫と言わしめたマルティンス、なんとまだ18歳です。彼の存在があったからこそ、クレスポをああもあっさりと放出したと言われているくらい、全インテリスタ期待の星。というわけで、新加入と10代という、フレッシュなこの2人に期待です。

しかし、期待とは言ってみても、いくらアーセナルがチャンピオンズリーグに弱いとはいえ、先ほども書いたように舞台がイタリア勢の鬼門ハイベリー、そしてアーセナルはプレミアで首位を走りメンバーもベスト。対するインテルは昨シーズンのインテルのチャンピオンズリーグを支えたクレスポが去り、ヴィエリとレコバも欠場。正直インテルにプラスに働く要素は見当たらず、インテル必殺のスコアレスドローに持ち込めればいいところかというのが戦前の予想でした。

そしていよいよ選手入場。やっぱりイングランドのスタジアムは臨場感が違います。オールド・トラフォードもそうですが、ピッチと観客席が手の届く距離にあるイングランドのスタジアム。歓声の押し寄せ方がイタリアではこうはいきません。Windowsメディアプレーヤーの小さな画面で観ていても十分に臨場感が伝わってきます。

そして、キックオフ。ショートパスをつなぐサッカーのアーセナル、基本的にはカテナチオからの個人技頼みのインテル、そのチームカラーからも当然のように序盤は完全にアーセナルのペース。個人個人のテクニックは、素人目に見てもインテルの選手のそれとはレベルが違います。

何度もシュートまで持ち込んだアーセナルでしたが、トルドと1対1になったリュングベリが一番決定的。それでもさすがトルド、涼しい顔で止めてくれました。

そしてアーセナル攻勢の中、前半22分、左サイドのスローインをマルティンスが直接頭で前に流すと、走りこんだクルスがレーマンと1対1に。自分の中ではポストプレーヤーのイメージが強かったクルス、そんなこともできるの!?とびっくりの、角度のないところからのループシュート。力のないボールはアーセナルゴールに吸い込まれていきました。ゴ~~~~~ル!!インテルこの試合初めてのシュートでしょう。いきなりのチャンスを決めたクルスは見事としか言いようがありませんが、これぞインテルのサッカー。カテナチオからの2人or3人での攻め。今回もスローワーを除けばマルティンスとクルスの2人だけで取った得点。

そして、このゴールの興奮も冷めやらぬわずか2分後、トルドのゴールキックをクルスが競ると、ボールはキリ・ゴンザレスへ。彼の正確なクロスをキャンベルがヘディングでクリアすると、そのボールをダイレクトでファン・デル・メイデがボレーで突き刺してくれました。ここまでトルドのキックからわずか10秒ほど。というと聞こえはいいですが、確かに見事なボレーでしたが、これはレーマンの反応が鈍過ぎ。ブッフォンなら涼しい顔をして弾いていたでしょう。といっても今回の相手はブッフォンではなくレーマン。前半24分で早くも2-0。

この時点で負けはなし。いくらハイベリーといえど、いくらアーセナルといえど、インテルが専守防衛に入れば、2点差はひっくり返せません。ひっくり返せるとすれば、マドリーというよりはロナウド個人だけでしょう。どんなに凄いパス回しをされても、8-1-1(昨シーズンのチャンピオンズリーグのバレンシア戦のようなフォーメーション)を布けば、最後の最後で跳ね返すことができます。W杯でイングランドやスウェーデンがアルゼンチンの猛攻を最後の最後で跳ね返し続けたような感じです。ただ、W杯の時にも、10人でも破れなかった壁をアンリ・カマラがたった一人で破ったと書きましたが、どうしようもないのは有無を言わせぬ個人技。そしてその最高峰がロナウドでしょう。昨シーズンのマンUも見事にハットトリックを決められました・・・。

しかし、30分にはインテルにもピンチが。ペナルティーエリア内でマテラッツィがリュングベリを倒しPK。“一言多い”ならぬ“一動作多い”マテラッツィ、またまたやっちゃってくれました。それでも、マテラッツィのアカデミー賞ものの演技は必見の価値があります。彼が痛がって倒れている時の、8割方は演技です。

しかし、ユーベにはブッフォンがいますが、我等がインテルにはトルドがいます。ボールをセットするアンリの眼前に仁王立ち。これは多分反則だと思うんですが(笑)。それでもアンリがびびったことは間違いありません。アンリのびびった表情、そしてゴールマウスにどっしりと構えたトルド、観ていて入る気がしませんでした。そして案の定左手1本でシャットアウト。このPKが入っていれば試合はまた違った流れになっていたでしょうが、トルドのおかげでインテルのペースは続きます。

2点目のゴールが決まったあたりからは、ハイベリーだというのに、インテルサポーターの歌声しか聞こえてきません。ハイベリーに響き渡る“オレ~オレオレオレ~♪インテ~ル、インテ~ル♪”。ミラノから駆けつけたサポーターも、わざわざ来た甲斐があったというものでしょう。そしてアーセナルサポーターからは、不甲斐ないアーセナルイレブンにブーイングが・・・。

そして、トルドがPKを止めてくれたおかげで、2点でも十分だったんですが、前半41分におまけが。トドメの一撃はマルティンス。中盤で長々とボールをキープしたエムレ、ペナルティエリア手前まで迫ると、タイミングを計って前線のマルティンスへショートパス。マルティンス、キャンベルのタックルを振り切ると、至近距離から強烈な弾丸シュート。これはブッフォンでも止められないでしょう。というわけで、前半で3-0。しかも3本のシュートで3点。効率のいいことこの上ありません。

そして後半は必殺の“8枚の青い壁”。アウェーで3点もあればこれで十分。アーセナルは65分にベルカンプとカヌーと投入するも時すでに遅し。一度カヌーに1対1の決定機がありましたが、またまたトルドが涼しい顔で止めてくれました。

インテルの方はラムーシ、ヘルヴェグ、カロンを投入する余裕の采配。そして試合はそのまま3-0で終了。なんとハイベリーで3-0。どんな楽観的なインテリスタですら想像さえしなかった結果でしょう。

というわけで、当然選手や監督のコメントもご機嫌なもの。

まずはクーペル、「ほぼパーフェクト。アーセナルが悪かったのではなく、インテルが本当に素晴らしかったのだ。」「最高のレベルの試合でした。誰もが今夜のインテルの姿を気に入ってくれるはず。」。はい、気に入りました。

そして2点目のボレーを決めたファン・デル・メイデも「ここは簡単な場所じゃないけど、終わってみれば楽勝だったね。3度のチャンスで3点取って、あとはよく守った。」。アーセナル相手に“楽勝”という言葉が口から出てしまうほどの完勝。

そして笑えたのがキャプテンのサネッティ、「この素晴らしい芝の上なら、質のいいチームが勝つのは当然。」。これはサンシーロのあの最悪な芝に比べれば、今回のハイベリーの芝は、インテルの選手たちにとってはまるで夢心地だったということでしょう。それにしてもサンシーロの芝はほんとに最悪で、毎年何人もの選手がその芝の犠牲になっています。いい加減なんとかならないんでしょうか。

そして最後は、試合後更衣室に直行して選手たちを祝福したというモラッティ会長、「孫の代まで語り継ぐべき午後だ。」。ほんとにその通りでしょう。自分が見た今までのインテルの試合の中でもベストゲームでしょう。

今までは、カテナチオで耐えてもそこから前戦にただ放り込むだけでしたが、今シーズンはきちんとサイドに起点がつくれます。ファン・デル・メイデとキリ・ゴンザレス、2人のスペシャリストの補強はほんとに功を奏しそうです。

とはいっても、浮かれてばかりもいられません。今日のサッカーでユーベに勝てる保証はどこにもありません。少なくとも最初の2点はブッフォンなら軽く止めていたでしょう。そして中盤のプレッシャーも含めたユーベのDFラインの強固さはアーセナルの比ではありません。もっともっとサイドからの攻めの質を上げていく必要があるでしょう。そしてやっぱり全開のヴィエリが必要です。

それでも、今はただこの勝利に酔いしれましょう。モラッティをして「孫の代まで語り継ぐべき午後だ。」と言わしめた試合です。インテリスタにとっては、ほんとに至福の90分でした。

 

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2003.09.18

No.72 チャンピオンズリーグ開幕!

チャンピオンズリーグがいよいよ開幕。応援するのは例によってマンUとインテル。

そして以下が第1節の結果です。

1日目
グループE マンチェスターU 5-0 パナシナイコス
       レンジャーズ 2-1シュトゥットガルト
グループF パルチザン・ベオグラード 1-1 FCポルト
       レアル・マドリー 4-2  マルセイユ
グループG ベシクタシュ 0-2 ラツィオ
       スパルタ・プラハ 0-1 チェルシー
グループH クラブ・ブルージュ 1-1 セルタ・デ・ビゴ
       ミラン 1-0 アヤックス

2日目
グループA バイエルン・ミュンヘン 2-1 セルティック
       リヨン 1-0 アンデルレヒト
グループB アーセナル 0-3 インテル
       ディナモ・キエフ 2-0 ロコモティフ・モスクワ
グループC AEKアテネ 1-1 デポルティボ
       PSV 1-2 モナコ
グループD ユヴェントス 2-1 ガラタサライ
       レアル・ソシエダ 1-0 オリンピアコス

まず1日目では、グループEではマンUがホームでパナシナイコスを5-0と粉砕。しかもゴールを決めたのがシルヴェストル、フォーチュン、スールシャール、バット、ジェンバ・ジェンバと渋い面々。こういう選手たちがゴールを次々と決めたということは、ほんとに楽勝だったのでしょう。普通にやれば負ける相手ではありませんが、出だしとしては文句なし。

グループFの大本命マドリーもロナウドの2ゴールなどでマルセイユを圧倒。ここもマドリーのトップ通過は間違いないでしょう。

グループGではオフの話題をさらったチェルシーが、アウェーながら終了間際のガラのゴールで辛勝。マケレレ、クレスポもスタメンに名を連ねています。

いいメンバーが揃ったグループHでは早くもミランVSアヤックスの大一番。昨年も奇跡のゴールでミランを救ったインザーギが、今回も虎の子の1点を叩き出し、1-0で辛勝。ここはこの2チームで堅いでしょうが、セルタも簡単な相手ではありません。

2日目にいって、グループAでは、昨シーズンの1次リーグ敗退の雪辱を誓うバイエルンが、マカーイの2ゴールで順当勝ち。ブンデスリーガでは結果を出せていない昨シーズンのスペインリーグ得点王、そろそろ本領発揮でしょうか。

グループBはこちらもいきなりの大一番アーセナルVSインテルで、アウェーのインテルが3-0と圧勝!やってくれましたインテル。ヴィエリを欠く布陣ながら、クルス、マルティンスの2トップがそれぞれ得点を決め、ファン・デル・メイデもゴール。ファン・デル・メイデ、キリ・ゴンザレスと、サイドのスペシャリストを獲得したインテル。クーペルサッカーの生命線であるサイド攻撃ですが、両選手の獲得はほんとに大きくて、中でも今まで最悪だった右サイドにファン・デル・メイデを獲得できたことはほんとに大きいです。そして、クレスポを簡単に放出できたのも、インテリスタ期待の星マルティンスがいるからこそ。昨シーズンのCLでのミラノダービーで衝撃のゴールを決めたマルティンス、今年は一気にブレークしてもらいたいものです。そしてDFも、トルドがアンリのPKを止めるなどアーセナル攻撃陣を完封。インテリスタ悲願のタイトルへ、今年はなにかやってくれそうです。

グループCでは、マドリーから移籍したモナコのモリエンテスがゴールを決めて勝利に貢献しています。

最後は最大の激戦区グループD。まずはホームのユベントスとレアル・ソシエダが勝利。ここは簡単に勝たせてくれる相手がおらず、最後まで混戦になるのではないでしょうか。それでもユベントスが抜けていることは間違いありません。

今回は、マンUの圧勝はまぁ予測ができたことですが、なんといってもインテル。まさかハイベリーでアーセナル相手に3-0とは・・・。アーセナルもプレミアでトップを走っているように状態は悪くありません。そのアーセナルを敵地で一蹴。このまま突っ走ってほしいものです。

 

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2003.08.15

No.71 リネカーの金言

ずいぶんと久しぶりのサッカー日記の更新です。今回の話題は、Sportiva8月号から。前にもこのコーナーで紹介したことのある雑誌ですが、ここ半年くらいはずっと買ってなくて、久しぶりにコンビニで立ち読みしておぉ~っと思って即購入。

目に止まったのはサイモン・クーパーという人の、『ストライカーの才能は天性のもの?』というコラムでした。

彼が日本の友人に聞いたところでは、日本代表はいつも「決定力不足」に悩んでいる。しかしそれはどの国のチームでも同じであり、しかも得点能力は人に教えられるものではなく、ゴールの才能は天性のものとなっているから大変だ。しかし、実はそうではないのではないかと。得点能力は「教えられる技術である」と。

そして紹介されていたのがガリー・リネカーの話。リネカーといえば日本でもプレーして、というより我がグランパスでプレーして、ストイコビッチとベンゲル監督は名古屋の英雄になりましたが、リネカーは名古屋では“3億円泥棒”ということになっています。高い給料のわりにはまったく活躍せず、奥さんと一緒にCMに出て帰っただけ。リネカーが名古屋に来ても誰かが石をぶつけるかもしれません。

ただ、少しサッカーの話ができる連中と話すと、リネカーはロナウドのように自ら仕掛けるタイプではなく、“待つ”タイプだから、グランパスにはいいパスを出せる選手がいなかっただけだと、グランパスにはガスコインがいなかっただけだと、変な諦めになっていたものです。

しかしリネカーが世界的なストライカーであったことは間違いのないことで、母国イングランドではいまだに英雄でしょう。そして、彼がまだ全盛期だった90年のワールドカップ・イタリア大会で、イングランド代表への密着取材を許されたピート・ディヴィスという作家が、リネカーにゴールの決め方を尋ねたところ、以下がリネカーの解説。


スペースに繰り返し走り込む、とリネカーは言った。そこへボールが来て、相手DFの前で受けられれば、難なくゴールに押し込める。

「当たり前の話に聞こえるだろ?」と、リネカーは言った。でも、それをやっているストライカーはほとんどいないとも彼は言った。たいていはボールだけを見てしまう。相手選手も同じことをしているから、そうなるとスペースを見つけられない。

「ゴールを決められたのは、いいタイミングでいいポジションにいたからだって、みんな言うよね」とリネカーは語った。「でも、そうじゃない。いつもいいポジションにいたからなんだ」


そしてこれについてのクーパー氏のコメントがこちら。


リネカーがスペースに20回走り込み、相手DFを振り切っても、ボールが彼のところに来るのはそのうち1回くらい。それを決めれば「いいタイミングでいいポジションにいた」を周りは言う。だがリネカーは、実は20回とも「いいポジション」にいたわけだ。

リネカーの方法論は、本能や嗅覚とはなんの関係もない。


このやり方があらゆるストライカーに適しているわけではないとも指摘し、違うタイプとしてハカン・シュクルのことを紹介しているように、すべてのFWに当てはまるわけではありません。

しかし、この方法論は、ロナウドの相手を一瞬にして置き去りにする跨ぎフェイントや、アンリやオーウェンのような爆発的なスピードもなく、クレスポやトレゼゲのような空中戦の強さもない日本人にとっては、まさに唯一の点を決める方法ではないでしょうか。

もちろん日本のFWたちも、そんなこと言われなくてもわかっていて当然やっているつもりでしょうが、リネカーに言わせればやっていないということになるでしょう。

それは見ていて圧倒的に運動量が少ないことからもわかります。最近の高原、大久保コンビにはまだ動きがありますが、あれでもまだまだ足りません。中山、鈴木コンビなど最悪でした。

試合を通してひたすらスペースに走り込む。何も90分間ひたすら走り続けろというのではありません。ファン・バステンについても紹介されていましたが、ファン・バステンをマークしたクーパー氏の友人によると、「驚いたのは、彼が短いダッシュをずっと繰り返していたこと。ダッシュして、少し休み、またダッシュする」。何十回、何百回と繰り返すスペースへの走り込み。それに対して1回のミスもなく完璧にマークし続けることなど、ネスタ、カンナヴァーロ、マルディーニクラスが絶好調の時くらいでしょう。50億を超える移籍金のファーディナンドでさえ、試合中にマークがずれているのを見かけることは珍しいことではありません。となれば、ひたすらスペースへの走り込みを繰り返していれば、DFは必ずミスをします。これをやらない手はないでしょう。

問題は日本代表にはガスコインがいないことですが、そこは俊輔に期待しましょう。

 

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2003.06.06

No.70 インテリスタの憂鬱・・・

今回はついにやってきたチャンピオンズリーグファイナル、ユベントスVSミランの試合について。

ベスト4に3チームを送り込み、決勝も史上初のイタリア対決になったことで、「イタリア復権」などと言われていますが、来年も同じような結果を出すまではなんとも言えないでしょう。

結果がすべてのイタリアらしいといえばイタリアらしいですが、準々決勝のインテルVSバレンシアなどひどいもので、メスタージャでの一戦でのインテルのボール支配率は30%以下。スペイン中が怒りに包まれたのももっとも。

それでもここ数年のチャンピオンズリーグ、そして先のW杯での結果が不甲斐なさ過ぎるため、イタリアも今回の快進撃はほんとに嬉しいようで、ハーフタイムに放送された試合前の両監督のインタビューでは、共に「今まで散々言われてきたが、見たかこれがイタリアの実力だ」と、そんなようなコメントに終始していました。 それでも準決勝のインテルVSミランの試合が、スペインのマスコミに「バスを待っているよりも退屈な試合」と酷評されたように、イタリア勢同士の対決がスペクタルとは程遠いものになることは、普段のセリエAの試合が証明しています。この大一番でも退屈な試合をしてくれるのか、それとも・・・。

さてスタメン。ユベントスはなんといってもネドベド欠場。痛い、あまりにも痛い・・・。今のユベントスにあってはデル・ピエロが欠けるよりも痛いでしょう。今シーズンはまさに獅子奮迅の働き。代表での成績などが伴わないため無理でしょうが、単純にプレーだけで見ればバロンドール確実。

いつも思いますが、チャンピオンズリーグもワールドカップも、ファイナルだけは累積カード関係無しでベストメンバーでやらせてあげられないものでしょうか。この1年間誰よりもユーベに尽くしてきたネドベドが、最後の最後の大一番に出れないなんて・・・。ほんとに可哀相でたまりません。

そのネドベドを欠くユーベ、GKは間違いなく世界NO.1のブッフォン。そして、まさに鉄壁のDFラインは、中央にフェラーラと今回はトゥドール、そして右トゥラムに左にモンテーロをもってきました。中盤は中央にタッキナルディ、ダーヴィッツ、そして右は今シーズン大ブレークのカモラネージ、そして左には元々は中盤ながら今シーズンはチームでもアズーリでも左サイドバックのザンブロッタ。そしてツートップはトレゼゲにデル・ピエロ。ネドベドを欠くことを除けば、まさに歴戦の強者たち。

一方のミラン、GKは怪我で準決勝のインテル戦を欠場したヂダが復帰。そして負傷で出場が危ぶまれたコスタクルタが右サイドバックに入り、左は今やミランのDFラインには欠かせないカラーゼ、そして中央は世界でも一番堅いであろうネスタとマルディーニ。そして中盤はいつものダイヤモンド形。レジスタにピルロ、右ガットゥーゾ、左セードルフ。そしてトップ下にはお気に入りルイ・コスタ。そしてツートップには危険な二人、インザーギにシェフチェンコ。名前だけならこちらのが遥かに豪華でしょう。それでもシーズン序盤の攻撃サッカーはすっかり影を潜め、チームとしての力はユーベの方が一枚も二枚も上手なことはセリエAの結果を見れば明らか。それでも、シーズンを通したらやっぱりミランはユーベには今のままでは何回やっても勝てないでしょうが、一発勝負ではそんなことは関係ありません。それにユーベはチャンピオンズリーグのファイナルになぜか弱い。

そしてミランは縁起のいい白のユニホームを着用。ちなみにインテリスタの管理人としては、どっちが勝っても大して意味はないので、お気に入りルイ・コスタのいるミランを応援してもよさそうですが、インテリスタがミランを応援するとは何事かと自ら思い直し、ミランにだけは優勝してほしくない一心でユーべを応援。

そして舞台は“Theater of Dreams”オールド・トラフォード。今回は試合前のセレモニーの時にピッチに、“Theater of Football”の文字が見えました。インテリスタである以上にマンUファンである管理人。なぜ舞台だけ貸すはめに・・・。

そしていざキックオフ。イタリアらしい静かな立ち上がりでしたが、ボールポゼッションで上回り、徐々にペースを掴み始めたのがミラン。そして前半9分、ハーフェイライン手前から一気にドリブルで駆け上がったルイ・コスタ、ペナルティエリア手前まで一気に持っていくと、左サイドのピッポへ。ピッポが中に入れたボールに走りこんできたのがシェフチェンコ。内に切れ込んで左足で強烈なシュート。ゴ~~~~~ル!!!オフサイド・・・。あれでオフサイドはないでしょう。確かに2人オフサイドポジションにいて、そのうちのルイ・コスタがブッフォンの視界を遮ってプレーに関与したとのことでしたが、試合後ルイ・コスタ自身は「ブッフォンは僕がいることにさえ気付いてなかったと思う」とコメント。横からのスロー映像ではなく縦からのスロー映像を観れば明らかなように、シェルチェンコとブッフォンの間にはルイ・コスタは入っていませんでした。それでも判定が覆るはずもなくノーゴール。

しかし10分にはユーベもすぐさま反撃。テュラムのアーリークロスにどんぴしゃで合わせたのがトレゼゲ。これは決定的でしたがDFもきちんと体を寄せていたため枠を右に外れました。

それでも相変わらずミラン優勢は変わらず、そして17分、この試合最大のチャンスがミランに。モンテーロのミスキックを拾ったシェフチェンコが右サイドに流れていたセードルフにパス。そのセードルフから速くてコースもぴったりなパーフェクトなクロスがゴール前に。これに完璧に合わせたのがインザーギ。インザーギに一瞬で振り切られたDFも完全に天を仰いだことでしょう。これは完璧なゴールシーン。しかししかし・・・。そこにはまだカテナチオの最後の番人ブッフォンが残っていました。あれを止めるかよ・・・という有り得ない左手一本でのスーパーセーブ。インザーギもあれが入らないのかよと頭を抱えるしかありません。しかしこのスーパーなプレーを涼しい顔でやってしまうのがブッフォンの凄いところ。文句なしのスーパーセーブですが、ブッフォンならあれくらい止めも不思議ではないと思わせてしまうところがさすが世界NO.1。我等がトルドも神懸っている時はあのレベルのセーブは連発してくれますが、神懸らなくても普通にあのレベルのプレーをやってしまうのがブッフォン、恐れ入りました・・・。

ずっとミラン攻勢でしたが、完全に消えていた右サイドのカモラネージとは違って、劣勢のユーベにあって前半孤軍奮闘していたのがザンブロッタ。コスタクルタとの1対1では完全に優勢。そして28分、左サイドをドリブルで仕掛け、中央に切れ込んでいき、最終的には4人をひきつけておいてデル・ピエロにパス。デル・ピエロ、得意の右足でのまいてゴール右隅を狙うシュートでしたが、ボールはクロスバーを越えていきました。

そして38分またしてもミランに決定機が。左サイドをドリブルで駆け上がったピルロが中央を上がってきたルイ・コスタにパス。ルイ・コスタは強いシュートではなく、タイミングとコースで勝負したグラウンダーのシュート。完全にタイミングを外されたブッフォンは一歩も動けませんでしたが、ボールは惜しくも左に外れました。これも入ってもおかしくないシーン。

41分にはユーベにアクシデントが。シェフチェンコとの接触でトゥドール負傷退場。それでも、これによって、慣れない左サイドバックに入りシェフチェンコに翻弄されていたモンテーロが本職のセンターバックに戻り、左サイドバックには、バルセロナ戦でサラジェタの奇跡のゴールをアシストするパーフェクトなクロスを上げた、地味ながらいい働きをするビリンデッリが。

そしてその直後の43分、ユーベにビッグチャンスが。右サイドでボールを持ったカモラネージ。この試合はじめての仕事はペナルティエリアに走りこんだデル・ピエロへのアウトサイドキックでのパス。デル・ピエロもきちんと合わせてシュートしましたが、ネスタがきちんとコースを消していたため、角度のないところからのシュートはヂダがコーナーに逃れました。

そして前半終了間際、またしても左サイドでDF陣を翻弄したザンブロッタ、彼が上げたクロスをデル・ピエロがオーバーヘッドで折り返し、そこにフェラーラが突入。これも決まったかと思われましたが、ネスタがスーパーなクリア。

ロスタイム3分は無事終了し、前半は0-0。時折ユーベも反撃に出るものの、全体的にミラン優勢。シーズン序盤のスペクタルなサッカーほどではないにしろ、少なくとも準決勝のインテル戦に比べればずいぶんと攻撃的。おかげで「バスを待つよりも退屈」ということはありませんでした。

そして後半、前半全く攻撃の糸口がつかめなかったユベントスは、さすがリッピ、中でも消えたいたカモラネージをあっさりとあきらめ、ベテランコンテを投入。コンテは今までにもチャンピオンズリーグの大一番で貴重なゴールを決め、ユーベにとってはまさに「頼りになる男」。そしてこれによってザンブロッタが右サイドに回りました。今はフィオレンティーナのディ・リーヴィオもそうでしたが、ユーベにはこういう選手がなぜかいます。サイドバックから中盤両サイドどこでもこなせるという、監督にとってはこれほどありがたい選手はいません。

そしてそのコンテ、早速2分、早くもリッピの期待に応え、デル・ピエロが左から上げたクロスにどんぴしゃのヘディング、ヂダはただボールの行方を見送るしかありませんでしたが、ボールは惜しくもクロスバーを直撃。結果的にはこれがユベントスにとってこの試合最大のチャンスでした。

それでも前半に比べればユーベが少し盛り返した感じになってきていましたが、15分、ミランが右からのFKのチャンス。キッカーはピルロ。そしてゴール前ではマルディーニとタッキナルディが審判に止められるほどの激しいポジション争いを演じていましたが、ついにタッキナルディを振り切ったマルディーニ、ピルロのボールもどんぴしゃ彼のところへ。これも入ってもおかしくありませんでしたが、ボールは惜しくもゴール左に外れました。

そして、ここからはベンチが動き始め、まずユベントスは最後のカードとしてダーヴィッツに替えバルセロナ戦のヒーローサラジェタを投入。デル・ピエロをトップ下に下げ、トレゼゲとサラジェタのツートップに。ミランもコスタクルタに替えホッキ・ジュニオールを投入。そしてミランはさらに2枚目のカードとしてピルロに替えセルジーニョを投入。

そして31分、今まで幾多の敵を葬り去ってきたミランの伝家の宝刀が。それはセルジーニョのクロスからのインザーギの二アでのヘッド。わかってても止められないという攻撃が中にはありますが、これもそのパターン。セルジーニョのクロスはDFがちゃんと正面に立っていても関係ありません。左足をきちんときってもさらにその外から曲げてきます。そしてこのクロス、いつもGKとDFの間に完璧にコントロールされて入ってきますが、スピードが遅ければキーパーにキャッチされてしまうところを十分なスピードがあり、さらにキーパーがstayの判断をするには勇気がいる位置に来るため多くのGKは飛び出します。あとは、キーパーとのすれ違いざまにインザーギがDFに競り勝つだけ。セルジーニョもインザーギもお互いに合わせるポイントが完璧にわかっていて、計ったようにインザーギもそこに飛び込んできます。そして今回もビリンデッリに見事に競り勝ったインザーギ。しかし惜しくもわずかにクロスバーを越えました。

その直後にもインザーギがゴール前でモンテーロを背負った状態でパスを受け、振り向きざまにシュートを狙いましたが、ここはさすがモンテーロ、見事に体に当てました。

42分にはミランはルイ・コスタに替えアンブロジーニ投入。これで両チーム交代枠は使い切りました。

ここからは延長の前後半30分も含め特に書くこともなし。まさに“イタリアらしい”展開。自分はビデオで後日観ましたが、ライブで観ていた方はここらへんで“落ちた”可能性が・・・。

そして勝負はPK戦へ。ミランはチームのPKキッカーであるピルロとルイ・コスタはすでにベンチ。そしてユーベのキーパーはなんといってもブッフォン。ユーベ有利か!?それでも、特にタファレルは凄すぎましたが、なぜかPKに強いのがブラジルのGK。

そして案の定4人目まででブッフォンが2人を止めたのに対し、なんとヂダは3人をシャットアウト。それでも一番凄かったのはミランの2人目セードルフのキックを止めたブッフォンのセーブ。セードルフのキックはコースも速さも完璧。それでも完璧でも決めさせないのがブッフォン。またしてもスーパーなセーブ。それでも今回はヂダの方に少しだけ運があったということでしょう。

そして勝負は5人目に。ユーベはこの人が外したなら仕方がないデル・ピエロ。バッジョにしろデル・ピエロにしろ、なぜこんなところでいつも回ってくるのでしょう。それでも今や円熟に域に達しつつあるデル・ピエロ、相当なプレッシャーだったでしょうがなんなく決めました。

そしてそして、ミランが最後を託したのはシェフチェンコでした。完全なゴールを取り消されたシェフチェンコ、やっぱり最後にはまた彼のところに回ってくる巡り合わせだったのでしょう。ゴ~~~ル!!

シェフチェンコ、ワールドクラスのFWでありながら、ウクライナに生まれたばかりにW杯の大舞台には縁がありませんが(それでも前回はプレーオフまで行きましたが)、初のビッグタイトル。「僕の人生で最も重要なゴールになった。そして、もっとも重要なトロフィーだ。」と喜びを爆発させました。

そしてルイ・コスタ。彼も初のビッグタイトル。ゲームメーカーとしてはジダンと双璧のレベルにありながら、実績ではあまりにも差をつけられていたルイ・コスタ。これで彼もついに頂点に。おめでとうルイ・コスタ!!

そして1993-1994年シーズン以来6回目の優勝を果たしたミランですが、触れなければならないのはなんといってもセードルフでしょう。1995年にはアヤックス、1998年にはレアル・マドリーでもチャンピオンズリーグを制覇している彼にとって、今回は3チーム目での制覇。これは史上初の快挙。

そして現役時代にも2度チャンピオンズカップを獲得しているアンチェロッティ、彼は選手と監督の両方でチャンピオンズリーグを制した史上4人目の監督に。

とどめはマルディーニ。ちょうど40年前の1963年のチャンピオンズカップで優勝したミランの主将を務めていたのが父親のあのチェーザレ・マルディーニ。親子とも主将としてチャンピオンズリーグ制覇。これまた歴史に名を残すでしょう。

というわけで記録尽くめのミランの優勝で幕を閉じた今年のチャンピオンズリーグ。これでまた「グランデ・ミラン」の時代が訪れるのでしょうか。否、インテルがそんなことはさせない!!と強気で言えないところがインテリスタの悲しいところ・・・。これでやっとクーペルが解任されてあのつまらないサッカーともおさらばかと思っていたところ、ここにきて残留の目が。あちゃー。来年もまたあのつまらないサッカー・・・。メンバーはどこよりも揃っているんですけどね。

でも、これくらいでめげていたらインテリスタはやっていけません。レコバ、ヴィエリ、クレスポ、エムレ、カンナヴァーロ、トルド、そして何よりモラッティ、みんな頼むぞ~!!そして、準決勝で見せたコルドバの涙。あの悔しさを忘れないかぎり、“来年こそ”やってくれるでしょう。

そして最後に、チャンピオンズリーグの放送権が来年からスカパーに。WOWOWの関係者の皆様長い間お疲れ様でした。

 

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2003.05.11

No.69 今年もユーベ・・・

久々のサッカー日記は、管理人には嬉しくない話題。

何度も書いていますように、管理人は、セリエAではインテルを応援しています。

昨季は最後の最後にユーベに逆転されましたが、今季は、2節を残した段階で、勝ち点差8をつけられてのジ・エンド・・・。

インテルも、そしてミラノのライバルミランも、肝心なところで勝てないなど自らも情けない試合が続いていましたが、それにしてもユーベはやっぱり強いです。悔しいですが、強いです・・・。

選手層、そして数多くいるビッグネーム。そういう点ではインテルやミランの方が完全に上でしょう。それでも、チームとしての完成度ではユーベの方が一枚も二枚も上。そして何よりユーベは負けないのです。インテル7敗、ミラン8敗に対して、ユーベは3敗。でも、優勝を狙うならインテルもミランも負け過ぎ・・・。同じようにラツィオも3敗ですが、こちらは15分。

そして、ユーベとインテルを比べると、得点はユーベ59インテル60と変わらないのに対し、失点がユーベ24にインテル36と雲泥の差。

それにしてもユーベ、32試合で24失点、まさにカテナチオ。中盤、最終ラインの2段階の守備網を張り巡らせ、さらにその後ろにカテナチオの番人ブッフォン。

インテルも守備ラインの面子は揃ってますが、個々が個人の力で凌いでいる感じで、チャンピオンズリーグでカンナヴァーロがサビオラにぶっちぎられたように、一対一でやられると一気に崩壊。それでも、そこは我等が守護神トルドが、ありえないようなスーパーセーブを連発してなんとか凌いでくれます。2点ぐらいで抑えている試合でも、トルドでなければいつも5点は入れられているはず。トルドはほんとに頼りになります。

そんなこんなで、今年もやっぱりユベントス。2季連続27度目の優勝。過酷さではいまだに世界一と思われるセリエAにあって、“常勝”の冠をつけて呼ばれるユベントス、その強さは今さら言うまでもなく本物。

そしてスクデットを獲ったものの、パーティーをする暇もなく翌日にはもう練習とのこと。理由はもちろん15日のマドリーとの大一番。97-98シーズンにもスクデットを獲りながらチャンピオンズリーグではマドリーに敗れているだけに、同じ失敗は繰り返さないということでしょう。そして狙うは、93-94シーズンのACミラン以来となるセリエAとチャンピオンズリーグの2冠。いいですねぇユベンティーノの方は楽しみが続いて・・・。

インテリスタの苦悩は続きます・・・。

そして、そんな表舞台の裏で、シュマイケル引退。

1992年の欧州選手権では、準決勝でオランダ、決勝でドイツを撃破して、デンマーク優勝の立役者となり、翌年には我がマンチェスター・ユナイテッドの26季ぶりのリーグ制覇に貢献。そしてあのカンプ・ノウの奇跡、1999年のチャンピオンズリーグファイナルでもバイエルン相手にゴールマウスを死守。今のバルテズにファーディナンドも悪くありませんが、やっぱりシュマイケルにスタム。久々にあの試合のビデオでも観ようかなぁ。

長い間ほんとにお疲れ様でした。

 

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