2015.01.08
『サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出』(ウォルター・ヒル)

“アメリカ南部の湿地帯は怖い映画”ですが、胸に赤ペンキで描かれた十字架、人数分吊るされたウサギの死体、近づいてくる猟犬の鳴き声、怖いですねぇ。
村落での、歌い踊る住民たちとその裏で行われている殺し合いを交互に映す編集も素晴らしい。

下敷きにしているであろうジョン・ブアマンの『脱出』を越えるとは言いませんが、さすがにこの時期のウォルター・ヒルはいいですねぇ、終わり方も渋い。
キース・キャラダイン、パワーズ・ブース、フレッド・ウォードなど、主役のルイジアナ州兵たちの面構えも最高。
[原題]Southern Comfort
1981/アメリカ・スイス・イギリス/106分
[監督]ウォルター・ヒル
[撮影]アンドリュー・ラズロ
[音楽]ライ・クーダー
[出演]キース・キャラダイン/パワーズ・ブース/フレッド・ウォード/ピーター・コヨーテ/ブライオン・ジェームズ/フランクリン・シールズ/T・K・カーター/ルイス・スミス/レス・ラノム/アラン・オートリー/ソニー・ランダム
→予告編 →他の映画の感想も読む
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