2014.11.03

『すべて彼女のために』(フレッド・カヴァイエ)

すべて彼女のために

壁に貼られた膨大な資料、やるしか選択肢のない殴り込み。

「国語の教師だろ?」
「ええ、平凡な男です」

クライマックスは確かに上手くいきすぎだけど、ただの平凡な男が、7回も脱獄した男も顔負けの緻密で完璧な計画を凄まじいまでの執念で練り上げる、すべては彼女のために。

意地でも90分で仕上げるカヴァイエにしては、96分でさえちょっと長いなと感じるこの贅沢。

最初の面会シーンがいきなり3年後だったり、ほんとに省略が素晴らしい。

何回観ても泣けるのはお父さん!
ここもごちゃごちゃ喋ったりなんかしない、ただ無言でぐっと抱き寄せるだけ。

これのハリウッドリメイクである『スリーデイズ』は、案の定40分近く長くなってしまっているにも関わらず、意外と悪くないんですよね、リメイクとしてはかなり健闘している方。

でも、絶対に敵わないオリジナルの最強の長所が一点だけあって、「彼女」がダイアン・クルーガー。



[原題]Pour elle
2008/フランス・スペイン/96分
[監督]フレッド・カヴァイエ
[脚本]フレッド・カヴァイエ/ギョーム・ルマン
[音楽]クラウス・バデルト
[出演]ヴァンサン・ランドン/ダイアン・クルーガー/ランスロ・ロッシュ/オリヴィエ・マルシャル

→予告編 →他の映画の感想も読む

【関連記事】
『スリーデイズ』(ポール・ハギス)
『この愛のために撃て』(フレッド・カヴァイエ)
『友よ、さらばと言おう』(フレッド・カヴァイエ)

 

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