2002.05.27

No.4 針の穴を通す男ルイ・コスタ

今回も引き続いて大好きな選手の紹介。前回は別格としてロベルト・バッジョを挙げましたが、今回以降ははみんな順不同。バッジョだけは完全に別格で、2位以下は順位のつけようがありません、みんな最高の選手たちです。

今回は、初回にも触れたルイ・コスタ。特筆すべきはそのボディーバランスと、何といっても針の穴を通すスルーパス。ボディーバランスというのは、彼はボールを持っている時の姿勢がほんとに抜群です。そして多少の当たりを受けてもまったくバランスを崩すことなく、悠然とボールをキープします。

そして、目がキラ☆っと輝くかどうかはわかりませんが、彼の目にたった一筋の道が見えた時、ボールはまさにその上を寸分の狂いもなくコロコロと転がります。ここしかないというところにほんとに最高のタイミングでボールを出します。FWにとってこれほど有難いパートナーはいません。

よくFWが「どこに出してるんだよ、ここだよ!」とMFに怒鳴っているシーンがありますが、彼に限ってはそんなこともありません。パスが通らなかったとしても、FWは自らのランニングをまずは反省するでしょう。それくらい、ルイ・コスタのパスは完璧です。

フィオレンティーナ時代、彼のパートナーはバティストゥータでした。確かにこの組み合わせも文句なしの破壊力を持ちます。スルーパスだけでなく、クロスの精度も一級品だからです。初回にも書いたとおり、このコンビは生で見ているので、今でも強烈に印象に残っています。最高のコンビであったことに間違いはありません。

しかし、しかしです。ルイ・コスタが生きる最高のFWは実はバティストゥータのようなタイプではありません。そういう意味で彼は最高の移籍をしました。新たなパートナーはインザーギにシェフチェンコ。これぞ彼が求めていたFWです。

彼の能力を最大限に生かせるFWとは、相手DF陣に空いたスペースを一瞬にして見つけ、そしてそこに最短の距離で、しかも最高のタイミングで、最速に走り込むFWです。その意味では、上の二人はまさに最高です。

特にシェフチェンコは今書いた要素を、世界最高のレベルですべて兼ね備えています。まさに、ルイ・コスタが求めていたパーフェクトのストライカーです。彼もパスを出すのが楽しくて仕方ないでしょう。

怪我のせいでワールドカップではベストの彼を見ることは難しそうですが、彼とフィーゴのコンビは、レアルでのジダン、フィーゴのコンビと比べても何の遜色もない、夢のコンビです。

ワールドカップでは、最近ずっとイタリアを応援してきましたが(日本代表を応援しているのはもちろんです)、ロベルト・バッジョの抜けたアズーリには正直あまり惹かれるものはないので、今回はポルトガルを応援しようかなぁと考え中・・・。

 

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