2014.07.11

『浮城』(イム・ホー)

浮城

21歳として登場しても何の違和感もないアーロン凄すぎ…。

大人になってから小学校1年生と一緒に勉強していたような、まったく文字が読めなかった主人公が、ついには尋ねられた道をすらすらと教えてあげられるまでになる。

ちょっとしたシーンだけど、オールタイムベストの1本に『ハドソン河のモスコー』を挙げる人間としては、あれはたまらない。

チャーリー・ヤン、パウ・ヘイチン、ジョシー・ホー、アニー・リウ、女優陣みんな最高。

ちょっとナレーションで語りすぎだけど(アーロンに罪はない)、その分彼女たちが台詞に頼らない演技で支えてる。

たまにしか見かけないけど、チャーリー・ヤンやっぱりいいなぁ、もっと映画出て下さい!

夕焼けに向かって消えていった舟、ランプに書かれた顔文字、小さい頃から共に歌っていたあの歌、魚の上に書かれた文字、裸足での歩行、片方だけの耳輪、壊れていた補聴器、家族写真。

どれも意味を考えたらただ美しいとも言ってられないけど、絵的にも素晴らしいシーンの連続。

さすが“裸足のクンフーファイター”アーロン、裸足が絵になりますねぇ。(とここでいきなり強引にジョニー・トー監督×アーロン・クォック主演『裸足のクンフーファイター』の宣伝)



[原題]浮城
2012/香港/104分
[監督]イム・ホー
[出演]アーロン・クォック/チャーリー・ヤン/パウ・ヘイチン/ジョシー・ホー/アニー・リウ/カールソン・チェン

→予告編 →他の映画の感想も読む

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『ハドソン河のモスコー』(ポール・マザースキー)

 

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