2014.08.02

『ドラッグ・ウォー 毒戦』(ジョニー・トー)

ドラッグ・ウォー 毒戦

Twitterでのつぶやきをまとめておきます。


2013.3.8
『毒戦』観ます。 pic.twitter.com/mZtXxv07XL
ドラッグ・ウォー 毒戦 大阪アジアン映画祭

本年度ベスト確定。なんだよこの凄すぎる銃撃戦は!大傑作!

小さいですが、トーさん! pic.twitter.com/r1gBCUEhEQ
ドラッグ・ウォー 毒戦 大阪アジアン映画祭 ジョニー・トー 舞台挨拶

ぼけてますが、もう少し大きめのトーさん。 pic.twitter.com/Z3Nf5MJU4g
ドラッグ・ウォー 毒戦 大阪アジアン映画祭 ジョニー・トー 舞台挨拶

「ハイリスク、ハイリターン。ハイリターン、ハイリスク」(雪ちゃん本日の名言)

一見偉そうなのは実は下っ端で、影の黒幕7人衆がいる麻薬組織。そのグループの頭脳と言われているのがまさかの雪ちゃん!この時点でこの組織ダメだろどう考えても!(爆) カメラ片手に、まさかの自撮りダブルピースまで。どう見ても一番頭悪そうだろ!組織構成がおかしい(笑)

ドラッグ・ウォー 毒戦 ラム・シュー

トーさんの十八番の一つ“繰り返し”は今回も炸裂。机上の隠しカメラを隠してしまう食べ物、なんとかして移動させる隠しカメラ、その度に置かれる新たな食べ物w あれだけ痺れる銃撃戦の合間に、こんなシーンをちゃんと忘れないトーさん、もちろん場内にも笑いが。

同一人物が、さっきまで本物のAさん相手に偽物のBさんを演じてたのに、直後に本物のBさん相手に偽物のAさんを演じるって、ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』にこんなシーンあったような気が。違ったかなぁ。

チョウ・ユンファの二丁拳銃はもちろん最高ですが、どう見ても二丁拳銃なんかぶっ放しそうにない人がぶっ放す二丁拳銃がたまらん…。

この手の映画で大事な追う警察側の「疲労感」も上手く出てた。舞台が一気に広くなったことで、列車での移動や、高速道路の料金所など、トーさん映画には珍しいシチュエーションも。少し休んで下さいよと言われても頑張ってた孫紅雷が、いざ休む時に思わずその場に座り込んでしまったのがいい。

『強奪のトライアングル』で「オハヨー」がしばらく頭から離れなかったように、さっきの「ハイリスク、ハイリターン。ハイリターン、ハイリスク」が頭から離れないw 結局、いつも一番頭に残るのは雪ちゃん!

2014.1.26
トーさんの素晴らしさの一つは空間設計能力(もっとわかりやすく言うとここしかないという位置に人や物を配置する能力)ですが、それを見せつけるかのようにここぞという時に挿入される引きの絵がたまらない!バンバン撃ち合ってる“動”の時間より、“静”の一瞬に痺れる。

名前はファットでも、自撮りダブルピースしてても、迷台詞吐いてても、やはり雪ちゃんはちゃんとグループの頭脳ですね。港でもバーでもちゃんと作戦の最終決定権を握っており、テンミンを引き取ることも忘れない。事態の異変にも誰よりも早く気づく、「サー、ブーツを履け」

雪ちゃんが「ハイリスク、ハイリターン。ハイリターン、ハイリスク」と言う時にバックに流れているのは『スリ』の音楽ですが、たぶんこの動画の3:42~3:55あたりの部分。 http://youtu.be/5ld6WyC40ss

2014.1.29
この前フォロワーさんともお話していましたが、『毒戦』の“検閲による制約”は、銃撃戦や死体の量を減らしたという“描写”の制限以上に、もし完全に自由に撮っていたら、何よりも終わり方が違うような気が。

2014.1.30
※ネタバレ【ドラッグ・ウォー 毒戦】昨夜の http://bit.ly/1ebN2bK では最後の部分についてはっきりとは書きませんでしたが、あれだけだと中途半端なので、フォロワーさんへのリプに書いたことをここにも書いておきます。

※ネタバレ【ドラッグ・ウォー 毒戦】テンミンは生き残り、かといって逃げ切れてやった!なんて甘いものではもちろんなくて、公安からは今後も“犬”として泳がされ続け、もちろん組織からは命を狙われ続ける。「生きる」本能が誰よりも強いからこそ続く「無間道」。これが自分が考えるラストです。

2014.8.2
『ドラッグ・ウォー 毒戦』@新文芸坐。映像も音も全然違う!銃撃戦の音はんぱねえ!今日まだ2回上映があるので、これからでも間に合う方は万難を排してぜひ!雪ちゃんの自撮りダブルピースも高画質で観れますよ!





[原題]毒戰
2012/香港・中国/107分
[監督]ジョニー・トー
[脚本]ワイ・カーファイ/ヤウ・ナイホイ/ライカー・チャン/ユー・シー
[音楽]グザヴィエ・ジャモー
[出演]ルイス・クー/スン・ホンレイ/クリスタル・ホアン/ラム・シュー/ミシェル・イェ/ウォレス・チョン/ガオ・ユンシャン/ロー・ホイパン/ラム・カートン/チョン・シウファイ/グォ・タォ/ン・ティンイップ/フィリップ・キョン

→予告編 →他の映画の感想も読む

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*Comment

■>mingmeiさん

コメントありがとうございます。
おおっ、そちらではもう一般公開なんですね!映画祭上映とはいえ、日本の方が早いなんて珍しいですよね。
林雪は出番は少ないながらも流石でしたね、館内では、車の後部座席に座って登場した時点ですでに笑いをとっていましたw
そして、今回はなんといっても孫紅雷ですよね。前半のなりすます部分のコメディパートも抜群でしたし、凄みもありましたし、今後もトーさん映画の常連になっていってほしいですね。
micchii |  2013.05.01(水) 20:49 |  URL |  【コメント編集】

台北在住です。台湾では4月26日から一般公開で、早速観て来ました!林雪は出番が少ないのにきっちりキャラをキメていて流石でしたw
孫紅雷の凄さをあらためて思い知らされました。今後大陸以外での活躍が増えればいいなと思います。
まだまだ日本語で書かれた感想が少ないので、ついこちらにお邪魔してしまいました。面白い映画をもっと紹介して下さいね!!
mingmei |  2013.05.01(水) 01:14 |  URL |  【コメント編集】

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2014/05/08(木) 12:47:31 | ここなつ映画レビュー

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