2004.08.26

『華麗なる賭け』(ノーマン・ジュイソン)

華麗なる賭け

今まで登場していませんでしたが、満を持してついに大好きなスティーヴ・マックィーンの登場です。

ボストンの大銀行から260万ドルが強奪された。しかし現場には証拠のかけらも残されていなかった。保険会社から送り込まれてきた美人探偵が目をつけたのは…。

数年前にこの作品のリメイクとして『トーマス・クラウン・アフェアー』という作品がありましたが、あの作品ではピアース・ブロスナンにレネ・ルッソでしたが、こっちはスティーヴ・マックィーンにフェイ・ダナウェイ、まさに格が違います。

ハリウッドではよく昔の作品のリメイクをやりますが、成功しているのを見た試しはなく、数々の傑作を次々に汚しているだけで、いい加減にやめてほしいものです。

さて本作品ですが、いつものマックィーンとは違って、大富豪ということでスーツ姿の彼ですが、かっこいい男は何を着てもかっこいいというのの典型で、文句なしにかっこいいです!

華麗なる賭け マックィーン

フェイ・ダナウェイ扮する探偵との知恵比べがメインといえばメインなんですが、それよりはいつの間にか二人の恋愛の方がメインになっていたりもします。

でも、なんといってもこの映画の一番のポイントは、そのお洒落な映像にあります。
冒頭から、画面を分割する手法や、次々と衣装を変えるフェイ・ダナウェイのファッション、二人が視線をぶつけ合いながらする官能的なチェスのシーン等々、とても30年以上前の作品とは思えないほど、ほんとにお洒落です。

忘れてはならないのが、名曲「Windmills of Your Mind」(「風のささやき」)。
冒頭から流れ、そして途中でも何度か挿入されますが、何回聞いてもほんとにいい曲です。

『トーマス・クラウン・アフェアー』しか見ていない方は、ぜひこちらも観てみて下さい。
ピアース・ブロスナン命という方以外は、スティーヴ・マックィーンに惚れること間違いなしです!



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[原題]The Thomas Crown Affair
1968/アメリカ/102分
[監督]ノーマン・ジュイソン
[音楽]ミシェル・ルグラン
[出演]スティーヴ・マックィーン/フェイ・ダナウェイ/ポール・バーク

→予告編 →他の映画の感想も読む

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TB(10) CM(12) EDIT

*Comment

■>よしぼうさん

以前BSで放映された時に一度観たきりですが、それでも、今でもいろんなシーンが目に浮かびます。
それほど“かっこいい”映画ですよね。

なるほど、ラストの台詞全然違いますね。
字幕はなんといっても文字数の制限があるので、本来の意味とは違ってしまう場合も多々あるでしょうが、これもずいぶんと違いますね。

吹替版ではちょっとクサ過ぎる気がするので字幕版の方が好きですが、マックィーンが言うとどっちもキマるでしょうね!
micchii |  2009.07.14(火) 14:54 |  URL |  【コメント編集】

■やはりカッコいい!!

DVDを購入し久々に観てみました。
やはりイイですね。
なぜ今までDVD化されていなかったのか。

最初に分割場面で同時進行で見せる銀行強盗。
フェイ・ダナウェイのファッション。
360度回転のキスシーン。
回転する黄色いグライダー。
砂漠を走る赤いバギー。
ただ、カッコいい、これにつきますね。

共感してもらえませんが、これ目当てでDVD購入した、
同時収録のテレビ吹替えも味わい深くていいです。
ラストの手紙の台詞がまるで違う。

《字幕版》
金を持って私に着いて来るか、そこに残るかは君に任せる。

《吹替え版》
金は全て君に譲る。賭けには勝ったが、愛には負けた男より。

《字幕版》は、ハードボイルドで愛などには左右されない、悪の勝利を高らかに謳いあげ、
《吹替え版》は、ややクサく、キザでダナウェイへの愛情が感じられます。
確かにテレビ放映で《字幕版》はヤバいかと思いますが、どちらもマックイーンが言うとカッコいいの一言です。
よしぼう |  2009.07.06(月) 18:27 |  URL |  【コメント編集】

■>PANA様

TB&コメントありがとうございます。
ラストのフェイ・ダナウェイの表情は印象的でしたね。
おっしゃるように、凄い切れ者の彼女があんな手にひっかかるのはどうかと思いますが、そこは“天下のスティーヴ・マックィーン”なんでしょうね(笑)
micchii |  2006.10.24(火) 13:03 |  URL |  【コメント編集】

レビュー拝見して、魅力満載の本作品ですよね。
私は、ラストのフェイの涙を流す表情が忘れられません。

TBさせて頂きました。
PANA |  2006.10.22(日) 11:17 |  URL |  【コメント編集】

■>ぶーすか様

TB&コメントありがとうございます。
とても40年も前の映画と思えないくらい、ほんとにお洒落ですよね。
マックィーンは、『シンシナティ・キッド』もそうですが、アクションシーンなんかなくてもむちゃくちゃかっこいいです。
「風のささやき」は名曲中の名曲、リメイク版のスティングが歌うバージョンも良かったですね。
micchii |  2006.10.06(金) 13:22 |  URL |  【コメント編集】

■こんにちは

最近、テレビで放送していたのを見ましたのでTBさせて下さい。
リメイクものから先に見て、そちらも結構面白くて楽しめたんですが、やっぱりオリジナルは違いますねー。マックィーンとフェイダナ、古さを全然感じさせないどころか、今でも超お洒落で魅力的でした。
ぶーすか |  2006.10.05(木) 14:20 |  URL |  【コメント編集】

■>ぼん太様

初めまして、TB&コメントありがとうございます。
昔の記事でも全然構いませんよ、古い映画にはなかなかコメントがつかないので、嬉しいです。
『華麗なる賭け』、ほんとに洒落たかっこいい映画でしたよね。
マックィーンというと、まずは『大脱走』や『荒野の七人』『ゲッタウェイ』などの名前が挙がりますが、もちろんそれらも素晴らしい映画ですが、自分はこの映画や『シンシナティ・キッド』の方が好みです。
彼のほとんどの作品はDVD化されてますが、これはなかなかされませんよね。一日も早くしてほしいです。
micchii |  2006.06.06(火) 12:50 |  URL |  【コメント編集】

micchii さま初めまして。
今日、たまたま、こちらを目にしまして、大好きな「華麗なる賭け」が話題だったので、TBさせていただきました。本当に洒落た映画でしたね!
けど日付をみると大分以前の記事なのですね。
すみません、今頃‥。
ぼん太 |  2006.06.05(月) 23:26 |  URL |  【コメント編集】

>十瑠様
名前が出てきそうで出て来ない時というのはほんとにじれったいものですよね(笑)
お役に立てて何よりでした。
micchii |  2005.03.11(金) 22:54 |  URL |  【コメント編集】

■ありがとうございます!

ノエル・ハリソン!
そうでした。そんな名前、というか確かにノエル・ハリソンでした。
あーっ、スッキリした。
ほんとに、ありがとうございました。
十瑠 |  2005.03.11(金) 18:11 |  URL |  【コメント編集】

>十瑠様
TB&コメントありがとうございます!
全然知らなかったんですが、ネットで調べて何とかわかりました。
あのLex Harrisonの息子のNoel Harrisonという人のようです。
micchii |  2005.03.11(金) 17:42 |  URL |  【コメント編集】

■TBありがとうございます。

偶然お邪魔しまして、丁度新規投稿した後だったので、TBいたしました。
『風のささやき』を歌ってた男優(兼歌手)、覚えていらっしゃいませんか?この映画には出てないんですが。
十瑠 |  2005.03.09(水) 21:50 |  URL |  【コメント編集】

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