2013.01.13

『カリフォルニア・ドールズ』(ロバート・アルドリッチ)

カリフォルニア・ドールズ

We want Dolls! We want Dolls!
観客の熱狂的な声援に、手に汗握って心の中で同じように叫んでいる自分がいました。
試合が終わった頃には、こちらもくたくた(笑)

他のお客様もたぶん同じで、映画の内外の観客の一体感が尋常ではありません。
今まででも屈指の“映画体験”、最高!

カリフォルニア・ドールズ アルドリッチ

主演二人の体を張った熱演はもちろん(試合のシーンはほんとに凄い!)、“打撃王”ハリー(ピーター・フォーク)が場内の笑いを誘います。
愛用のバット、バート・ヤングのメルセデスを破壊し、自販機を叩けばタバコがゾロゾロと出てきて、追手の撃退にも大活躍、最強のバットです(笑)

カリフォルニア・ドールズ ピーター・フォーク

もう一人爆笑なのが、世界ヘビー級チャンピオン“ビッグ・ママ”。
ドールズの試合はタイトルマッチとはいえあくまでも前座、なのにメインの前に異様に盛り上がっているのが許せない。本物のビールを持ってこい!
それなのに、いつの間にか観客同様ドールズを応援!

自業自得とはいえ、可哀想なのがレフリー。
バート・ヤングに買収されたため、判定は完全に相手贔屓、ドールズの方にはカウントすら取りません。
ついにブチ切れたピーター・フォークからやっちまいな!の指令が出ると、ドールズは相手以前にまずはレフリーをボコボコに(笑)

試合後、ちゃんと挨拶に行かせる相手のマネージャーもいいですねぇ。
それに対して、ドールズもちゃんと言葉を返します、「さすがのプロレスだったわ」。
『ロンゲスト・ヤード』同様、同じ場所に立ち身を削って雌雄を決した者同士にだけわかること、これぞアルドリッチ節!

唯一の問題は、重要なポイントでもある技Sunset Flip(回転エビ固め)が、字幕ではなぜか「回転逆エビ固め」になっていたこと。
実際のプロレスにそんな技はないので、これは単に字幕のミスでしょうね。



[原題]...All the Marbles
1981/アメリカ/113分
[監督]ロバート・アルドリッチ
[出演]ピーター・フォーク/ヴィッキー・フレデリック/ローレン・ランドン/バート・ヤング

→予告編 →他の映画の感想も読む

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