2004.08.09

『男たちの挽歌』(ジョン・ウー)

男たちの挽歌

父親が殺されたことで、偽札偽造組織の幹部である兄ホーを恨むキット。
ホーの親友マークを加えた彼ら3人が、組織に対して壮絶な死闘を挑んでいく…。

まずは、チョウ・ユンファもレスリー・チャンも若い!びっくりするくらい若い!
でも、よく考えればこの作品ももう15年も前の作品なので、若いのも当たり前か…。

当ブログでも紹介しました『楽園の瑕』にも出ているレスリー・チャン、大好きな俳優です。
ただかっこいいだけでなく、どこか哀愁を漂わせていて、『さらば、わが愛/覇王別姫』や『ブエノスアイレス』のように、妖しい魅力も醸し出すことができます。

男たちの挽歌 レスリー・チャン

しかし、この映画はなんといってもチョウ・ユンファ。男の中の男。男が惚れる男。
ロングコードにサングラスに二丁拳銃。

男たちの挽歌 チョウ・ユンファ

彼が単身料亭に乗り込んでいくところ、何度観ても鳥肌モノです。
ボートで戻ってくるシーンも最高!

イイ男系2人に対して、渋い男の悲哀を一手に引き受けているティ・ロン。この人がこの映画をぐっとしめています。

男たちの挽歌 ティ・ロン

さらに、『ワイルドバンチ』の時にも書きましたスローモーションとバイオレンスとの融合。
この映画でも同じように、美しささえ感じさせる暴力シーン。
こうして見ると、『ワイルドバンチ』がその後の映画に与えた影響の大きさを改めて感じさせられます。

この映画に関しては、ストーリーや細かいことなどたいした問題ではありません。
とにもかくにも二丁拳銃。

そして、まったくといっていいほど女性が出てこず、ただひたすら男の世界。
ただかっこいいだけでなく、一番のポイントは“哀愁”。
男の美学のすべてがこの映画にはあります。



[原題]英雄本色
1986/香港/95分
[監督・脚本]ジョン・ウー
[製作]ツイ・ハーク
[出演]チョウ・ユンファ/ティ・ロン/レスリー・チャン/エミリー・チュウ/リー・チーホン/ケン・ツァン

→予告編 →他の映画の感想も読む

【関連記事】
ジョン・ウー監督『男たちの挽歌』のBlu-rayがついに発売!

TB(6) CM(8) EDIT

*Comment

■>妄想大好き人間さん

お久しぶりです、お返事が遅くなり申し訳ありません。

こちらのエントリーでは「ただひたすら男の世界」としてエミリー・チュウには全く触れておらずすいません…(汗)

ブログ拝見してまいりましたが、錚々たる顔ぶれをおさえて、最初からいきなりエミリー・チュウ猛プッシュ!
金沢弥生さんの今後の活躍もますます楽しみにしております。

「ほかの皆さんのそっくりさんも描くつもり」とのことで、林雪登場にも期待しております♪
micchii |  2016.03.14(月) 20:09 |  URL |  【コメント編集】

■お久しぶりです

どうもです。
先月に入って、ヤフーブログでブログデビューした妄想大好き人間です。
URLはhttp://blogs.yahoo.co.jp/mosodaisukiningenです。
お暇なときにでも覗いてください。

「男たちの挽歌」は名作ですよね。ガンアクション有り、熱い友情有・・・。
ユンファもレスリーもティロンも、ケネスもレイチーもいい味出しています。

でも私が一目ぼれしてしまったのはエミリーチュウさんだったり(オイ)。
ブログでも書いていますが、「彼女そっくりの脳内女優」の絵まで描いてしまっておりまして・・・やっぱアホだわ、私。
あ、ほかの皆さんのそっくりさんも描くつもりですよ。そのうち・・・・。

乱文失礼いたしました。
妄想大好き人間 |  2016.03.09(水) 23:09 |  URL |  【コメント編集】

■>カツミアオイさん

こちらこそTBありがとうございました。

この二丁拳銃は、この後世界中が真似しましたよね。
ほんとに文句なしのかっこよさでした。

でも、この映画をここまでの映画にしているのは、やっぱりホーの存在が大きいですよね。

弾切れの存在しないジョン・ウーの銃撃戦、大好きです(笑)
micchii |  2007.08.06(月) 13:27 |  URL |  【コメント編集】

■TBありがとうございました

 こんにちは、とにかくにちょけんですね。にちょけんにちょけん。

 それでいて、ホーが様々なシーンでこちらを切なくさせてくれるのがたまりませんね。
  一発の銃弾が重く描かれる西部劇タイプの映像も魅力的ですが、質量で攻める香港式も乙なものです。
カツミアオイ |  2007.08.06(月) 04:27 |  URL |  【コメント編集】

■>B級りんさん

お久しぶりです。
自分はDVD持ってませんが、いつでもこの映画を観れる状態というのはいいですね。
そうなんですよね、ぐっとくるのはホー絡みなんですよね。ティ・ロン渋すぎます・・・。
それにしてもチョウ・ユンファ、もうかっこよすぎですね!
2のラストの殴りこみもむちゃくちゃ好きです。
micchii |  2007.02.26(月) 14:25 |  URL |  【コメント編集】

■男泣きです!!

micchiiさん、こんにちは。
そして、お久しぶりでございます。

DVD生産終了したみたいなので、あわてて購入しました~ 約5年ぶりの再見です。
やっぱりいいですね! 
ホーが弟のキットに‘刑事さん’と言ってしまう場面は胸が締めつけられる思いでした(苦)

タクシー会社のケンさんとホーの関係も熱いですね。ホーがまともな道に戻れるように常に頑張れ
と励ます姿にじーんときます(泣)

そして、チョウ・ユンファ!! カッコイイんです

B級りん |  2007.02.24(土) 18:04 |  URL |  【コメント編集】

>リーチェン様
TB&コメントありがとうございます。
観られましたか『男たちの挽歌』!!
銃撃シーンも凄いですが、おっしゃるようにドラマ部分もいいですよね。
「愛していた兄に裏切られ憎悪だらけだったキットの中に訪れた大きな転機・・・」、上手い表現ですね。
背中で語るチョウ・ユンファにも痺れまくりですが、この映画はなんといってもティ・ロンが漂わせる悲哀ですよね。
ただ、今年までは「男ならこれを観ろ!」はこれと『ワイルドバンチ』が双璧だったんですが、『ザ・ミッション/非情の掟』を観てしまって以来、サム・ペキンパーに憧れ銃撃戦の派手さを追い求めた(スローモーションの多用まで同じ)ジョン・ウーよりも、“静と動の対比”の境地を極めたジョニー・トゥに一気に心を奪われてしまいました・・・。
『デスペラード』、これまた「男ならこれを観ろ!」な1本ですよね!
銃撃戦もなぜかラテンのリズム、アントニオ・バンデラスかっこよすぎます!!
micchii |  2005.09.28(水) 13:05 |  URL |  【コメント編集】

■ついに見ました(笑)

micchiiさん、こんにちは!
ついに見てしまいました~~~「男たちの挽歌」

注目する視点が随分違いますが、それもまた興味深く読ませてもらいました。
ちなみに、拳銃使いの凄さという意味では、メキシコ映画の「デスペラート」などが思い出されます。
アントニオ・バンデラスのぶっ放す拳銃、ギターケースから火を噴いたり、これもまた痛快!
香港映画のそれとは微妙に違いますけど・・・

続編とかはどうなるのでしょうか・・・
機会があれば、見てみたいと思います。
リーチェン |  2005.09.27(火) 12:18 |  URL |  【コメント編集】

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「男たちの挽歌〈1986年〉」★★★☆wowowで鑑賞 チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、 エミリー・チュウ、リー・チーホン、ケン・ツァン出演 ジョン・ウー監督、 95分、 1986年公開 1986年/香港
2012/01/09(月) 17:59:51 | soramove

男たちの挽歌

シリーズ3本 
2008/10/31(金) 10:27:19 | Akira\'s VOICE

男たちの挽歌(1986) ~鳩は出ないよ

 '''あらすじ''' 香港社会から恐れられる'''マフィア幹部ホー(ティ・ロン)'''は、しかし、どこか甘いところがあり、病気の父親の世話を焼き、自分の真の仕事を弟キット(レスリー・チャン)に言えない男だ
2007/07/04(水) 16:14:42 | EncycRopIdia ~漫画・映画・書評・グルメなどなど

「英雄本色」 男たちの挽歌 ~香港ノワール、それはここから始まった・・・ 

久しぶり、何年ぶりだろう、5年いやもっとかな、「男たちの挽歌」を鑑賞した。
2007/01/29(月) 00:59:29 | 取手物語~取手より愛をこめて

香港ノワール~全てはこの作品から

あらためて紹介する。
2006/09/30(土) 10:38:58 | 取手物語~取手より愛をこめて

「男たちの挽歌」(86香港)

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2005/09/27(火) 11:59:59 | Happy Together

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