2005.08.31

『天若有情』(ベニー・チャン)

天若有情

ジョニー・トー第9弾。今回はジョニー・トーは製作。
そしてこの映画、相互リンクさせていただいている東雲様には“素敵な恋をしよう!”に投稿していただきました。
東雲様、ありがとうございます!

幼くして母を亡くしたワァディ(アンディ・ラウ)。
やくざ仲間と強盗を犯し、警察から逃走中、若い女性を人質に。それは富豪の娘ジョジョ(ン・シンリン)だった。

顔を見られた仲間たちは、ジョジョを始末しようとしますが、アンディ兄さんがそれを許すはずはありません(笑)

というわけで、身分違いの恋、邪魔する親、ヒロインを連れての逃避行と、お決まりの展開に突入。

まずは、アンディ・ラウが若い!

『インファナル・ァフェア』『暗戦 デッドエンド』のクールな感じとも、『マッスルモンク』のハチャメチャな感じとも違う、甘い二枚目スターの顔。
女性の方はこんなアンディにメロメロになるんでしょうか?(笑)

さらに映画自体も、純度100%の、まさに純愛映画。

ことあるごとにいかにもな歌が流れ出し、スローモーションも連発、涙を誘います。
でも、こんなのにはやられません(笑)
『ヒーロー・ネバー・ダイ』ではボロボロ泣けるんですが…。

ただ、名脇役ン・マンタ(香港電影金像奨助演男優賞受賞)と3人でふざけるところや、ワァディのたった一人の身内であるマカオの祖父のところで3人で過ごすくだりで、幸せそうな二人を見て、笑みを浮かべて水を持っていくのをやめる祖父、せっかく片づけた部屋をワァディが派手に散らかしたのを涙をこらえながらまた片づけるジョジョ、機転をきかせて二人を逃がすジョジョの家のお手伝いさん、二人で誕生日ケーキを食べるところ、裸足で道路をさまよう花嫁、二人が時折見せるふとした笑顔などなど、魅力的なシーンは満載です。

ベタ過ぎるほどベタですが、ここまでやってくれると逆に気持ちいいものです。

一番好きなのは、このやりとり。

わざわざマカオまで会いに来たジョジョ。
階段を上がると、右手を負傷しているため慣れない左手で一人ご飯を食べているワァディの姿。

すぐに側によると、箸を持ち一口食べさせてあげるジョジョ。

天若有情 アンディ・ラウ

二口目を食べさせようとするジョジョの手を止めると、「ジョジョ、俺は君に何もしてやれない」

そんなの全然構わないとばかりに頷きさらに食べさせるジョジョに、「おいで」

ワァディの胸に抱かれるジョジョに、「後悔しない?」
無言で首を振るジョジョ。強く抱きしめるワァディ。

命を懸けて自分を守ってくれたワァディに、どんなことがあってもついていくと、ジョジョがそう心に決めた瞬間。

先ほど書いた、祖父が水を持って行くのをやめるのはこの二人を見てです。

この後また歌とスローモーションが始まるわけですが、始まるまでは凄くいい(笑)



Apple Musicでサントラを聴く♪


[原題]天若有情
1990/香港/96分
[監督]ベニー・チャン
[製作]ジョニー・トー
[出演]アンディ・ラウ/ン・シンリン/ン・マンタ

→予告編 →他の映画の感想も読む

【関連記事】
『レクイエム 最後の銃弾』(ベニー・チャン)
『新少林寺/SHAOLIN』(ベニー・チャン)
『マーシャル・シティー ~超人大戦』(ベニー・チャン)

 

TB(2) CM(5) EDIT

*Comment

■>zoecchi様

こちらこそありがとうございます。
アンディ、まさに“熱い”という言葉がぴったりですよね。
こういう役もやって、『無間道』もやって、さらに『ダイエット・ラブ』や『マッスルモンク』もやってしまう、ほんとになんでもござれですよね(笑)
先に『Needing You』を観てしまうと、白い男の正体気になってしょうがないでしょうから、解決できて何よりでした^^
micchii |  2006.03.11(土) 12:26 |  URL |  【コメント編集】

■TB&コメントありがとうございます(^^)

「Needing You」を観ていなかったらこの映画を観るのはもっと後になってたと思います。
基本的にベタな恋愛映画はあまり好きではないんで。
でもこの作品は良かったですね。アンディさんの熱い演技と純真な感じのン・シンリンが良かったです。ン・マンタもいい味出してたし。
で、の白い男の謎も解決できて大満足でした。
zoecchi |  2006.03.10(金) 22:10 |  URL |  【コメント編集】

>あいり様
コメントありがとうございます。
ほんとに一昔も二昔も前の恋ですよね(笑)
でも、おっしゃるように、単純明快であればあるほど、ツボにはまれば泣けますよね。
自分はこっちよりも『過ぎゆく時の中で』の方が泣けましたが。
生き残ったン・シンリンの方は続編にも出ているみたいですね。いつか観てみたいです。

>東雲様
コメントありがとうございます。
自分も若い頃のアンディの作品は観たことがなかったので、凄く若くてびっくりでした。
確かに出演作多すぎですよね(笑)
でも、『マッスルモンク』なんかもっと仕事選ぼうよと突っ込みたくなりますが、それでいて香港アカデミー賞主演男優賞受賞、奥が深いです香港映画(笑)
“漢・アンディラウ”、楽しみにしています!
micchii |  2005.09.02(金) 12:51 |  URL |  【コメント編集】

■ありがとうございますm(__)m

実は若いときのアンディってちょっと苦手…
と思って観ていなかったのを今更ながらに後悔してます。彼、公開作多すぎです(爆)
まだまだ色々観たいのあります。
先がわかっていて、ここで音楽が入るんだろな…、やっぱり(笑)という展開なのに感動の一本。

そして、micchii様いつもお知らせありがとうございます。全然映画感想書いてないのですが^^; 時間できたら、ワタクシも“漢・アンディラウ”の想いを語りたいと思っております。


東雲 |  2005.08.31(水) 23:28 |  URL |  【コメント編集】

■天若有情

TBありがとうございました。

>>身分違いの恋、邪魔する親、ヒロインを連れての逃避行
ほんとうにそうですね。
一昔も二昔も前の恋です。爆

でも、韓流にも見られるように案外、人はこういう単純明快な純愛が好きなのではないでしょうか。笑
ジョジョが裸足でハイウェイを走るところは涙です。
香港映画だから許されるのかな。笑
失礼しました。




あいり |  2005.08.31(水) 20:03 |  URL |  【コメント編集】

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