2011.02.19

英映画業界人が選ぶイギリス映画ベスト100

赤い影 ニコラス・ローグ

トップ25までがこんな顔ぶれ。

1. 赤い影(ニコラス・ローグ)
2. 第三の男(キャロル・リード)
3. 遠い声、静かな暮らし(テレンス・デイビス)
4. ケス(ケン・ローチ)
5. 赤い靴(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
6. 天国への階段(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
7. パフォーマンス/青春の罠(ニコラス・ローグ)
8. カインド・ハート(ロバート・ハーメル)
9. if もしも…(リンゼイ・アンダーソン)
10. トレインスポッティング(ダニー・ボイル)
11. ネイキッド 快楽に満ちた苦痛(マイク・リー)
12. 逢びき(デビッド・リーン)
13. 三十九夜(アルフレッド・ヒッチコック)
14. 老兵は死なず(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
15. ウィズネイルと僕(ブルース・ロビンソン)
16. 黒水仙(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
17. カンタベリー物語(マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー)
18. 回転(ジャック・クレイトン)
19. バリー・リンドン(スタンリー・キューブリック)
20. モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(テリー・ジョーンズ)
21. ニル・バイ・マウス(ゲイリー・オールドマン)
22. 土曜の夜と日曜の朝(カレル・ライス)
23. アラビアのロレンス(デビッド・リーン)
24. 未来世紀ブラジル(テリー・ギリアム)
25. 大いなる遺産(デビッド・リーン)


100本全部はこちらで見れます。
TimeOut<The 100 best British films>

アメリカの映画人にとって『市民ケーン』が特別なように、イギリスの映画人にとっては『第三の男』がそうなのかなぁと個人的には思ってましたが、1位は『赤い影』ですか!
以前紹介した映画の中の最高のセックスシーンBEST50に続いて、まさかの二冠。

面白いのは、だいたいこういう企画って、雑誌やサイトの媒体自体が選ぶか、評論家やファンの投票というのがよくあるパターンですが、今回は、評論家やジャーナリストと一緒に、ケン・ローチやマイク・リーという超大物も選者に入っているところ。
ケン・ローチやマイク・リーが選ぶベスト10なんか、なかなか見れないですからね。

ケン・ローチのベスト10。(原題の50音順で順不同)
・A Kind of Loving (Schlesinger, 1962)
・Brief Encounter (Lean, 1945)
・Fires Were Started (Jennings, 1943)
・Housing Problems (Anstey and Elton, 1935)
・The Killing Fields (Joffe, 1984)
・Loneliness of the Long Distance Runner (Richardson, 1962)
・Night Mail (Watt and Wright, 1936)
・Saturday Night and Sunday Morning (Reisz, 1960)
・The Third Man (Reed, 1949)
・This Sporting Life (Anderson, 1963)


マイク・リーのベスト10。一応数字がついていますが、古い順から並べているみたいですね。
1. Piccadilly (Dupont, 1929)
2. The Life and Death of Colonel Blimp (Powell and Pressburger,1943)
3, A Diary For Timothy (Jennings, 1945)
4. Scrooge (Hurst, 1951)
5. Carleton Browne of the FO (Boulting, 1959)
6. Kes (Loach, 1969)
7. My Childhood (Douglas, 1972)
8. Distant Voices, Still Lives (Davies, 1988)
9. Ratcatcher (Ramsay, 1999)
10. Twenty Thousand Streets Under The Sky (Curtis, 2005)


ケン・ローチの方には有名どころも入っていますが、基本的に二人とも渋すぎるチョイスでついていけず…。

他では、ミシェル・ゴンドリーのベスト10。
1. Kes (Loach, 1969)
2. Career Girls (Leigh, 1997)
3. Billy Liar (Schlesinger, 1963)
4. Kind Hearts and Coronets (Hamer, 1949)
5. A Room with a View (Ivory, 1985)
6. The Ladykillers (Mackendrick, 1955)
7. Monty Python and the Holy Grail (Gilliam and Jones, 1975)
8. The Kids Are Alright (Stein, 1978)
9. Quadrophenia (Roddam, 1979)
10. The Man in the White Suit (Mackendrick, 1951)


ケン・ローチとマイク・リーのワンツーですね。

25位まで見て、ぱっと見目立つのはマイケル・パウエル監督が5本も入っていることですが、個人的に一番思ったのは、ケン・ローチで一番上にくるのが『ケス』なのは納得として、マイク・リーで一番上にくるのが『ネイキッド』だということ。
『秘密と嘘』は33位にようやく出てきます。


しかも、その『ネイキッド』が『バリー・リンドン』や『アラビアのロレンス』よりも上とは、よくあるランキングとは一味違いますね。

映画.com<イギリス映画ベスト100発表 英映画業界人が選出>
TimeOut<The 100 best British films>



【関連記事】
映画の中の最高のセックスシーンBEST50
『ケス』(ケン・ローチ)
『秘密と嘘』(マイク・リー)
『バリー・リンドン』(スタンリー・キューブリック)

 

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*Comment

■>ゴーシュさん

さすがゴーシュさん、『Kes』に反応していただいて嬉しいです。自分も初見は映画館で観ています。いまいち記憶が確かではないですが、東京に住んでいた頃に、確か下高井戸シネマで観たと思います。
『Billy Elliot』も感想もUPしていますが大好きです!
イギリス映画いいですよね~。
micchii |  2011.02.20(日) 16:15 |  URL |  【コメント編集】

■これいいですよね!

"Kes"は初めて見た時の感激を忘れられませんよ.映画館で見ました.
この特集はとても面白いですね!
最近だと,スティーブン・ダルドリー監督の"Billy Elliot"は
鳥肌が立つほどによかったです.
"Melody"のように,一年中曇ったロータスグリーンな英映画の
色合いって大好きなんですよ.
Come on, Kes! http://is.gd/1yh3ZC
ゴーシュ |  2011.02.19(土) 20:17 |  URL |  【コメント編集】

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